ドイツ体操女子代表、本番用のボディースーツ披露 海外称賛「めちゃくちゃオシャレ」
東京五輪体操のドイツ代表が従来のレオタードではなく、足首までを覆うボディースーツを着用して本番に臨むことになり、22日の公式練習では実際のスーツ姿を披露した。4月の欧州選手権でボディースーツで演技し、話題を集めたエリザベト・ザイツが自身のインスタグラムで着用した姿を披露している。
ドイツ放送局が報道「不快感を持つようなことがあれば…」
東京五輪体操のドイツ代表が従来のレオタードではなく、足首までを覆うボディースーツを着用して本番に臨むことになり、22日の公式練習では実際のスーツ姿を披露した。4月の欧州選手権でボディースーツで演技し、話題を集めたエリザベト・ザイツが自身のインスタグラムで着用した姿を披露している。
スポーツ界では性的な意図で撮影された写真や動画を拡散される被害が相次いでおり、抗議する意味を込め、ドイツ代表はボディースーツを着て演技を行うことを決めた。ドイツ公共放送「ARD」電子版では「ドイツ体操女子、五輪もボディースーツで」と題した記事で詳報している。
「欧州選手権、国内選手権と同じように、ドイツの体操女子代表はこれ以上ない大舞台にボディースーツを着用して挑むことで、自らのより強い意志と性的な対象として見られることへの抵抗を訴えようとしている」と伝え、さらに「スポーツをする時に不快感を持つようなことがあれば、最高のパフォーマンスを引き出すことはできない。この理由からドイツの体操代表は東京五輪でもボディースーツを着用することを決めた」と着用を決断した理由を報じている。
またザイツは22日、自身のSNSで「公式練習は上々。明日は体を休めて、明後日もう一度しっかり練習。そして日曜日にいよいよ本番」と題して実際にボディースーツを着た姿を披露。これに海外ファンは「Wow めちゃくちゃオシャレなスーツ。応援してるよ」「新しいスーツ、本当にカッコいい!」「Wow すごくかわいいスーツ」「本当にステキだし、言っていることも素晴らしい」「うっとりしてしまうほど美しい」などと注目を寄せている。
(THE ANSWER編集部)