東京2020組織委員会「安全で安心な開催に向けて準備」 IOC理事会受けコメント
東京2020組織委員会は18日、国際オリンピック委員会(IOC)が17日に開催した臨時理事会を受けて、コメントを発表。東京五輪に向けて予定通り準備を進めるというIOCの方針に対し、関係機関と緊密に連携して大会開催を目指すことを表明した。
2020体操ワールドカップ東京大会の中止には「何らかの形でテスト実施したい」
東京2020組織委員会は18日、国際オリンピック委員会(IOC)が17日に開催した臨時理事会を受けて、コメントを発表。東京五輪に向けて予定通り準備を進めるというIOCの方針に対し、関係機関と緊密に連携して大会開催を目指すことを表明した。
IOC臨時理事会を受けた、東京2020組織委員会のコメントは以下の通り。
「昨日のIOC臨時理事会において、東京2020大会開催に向けて予定通りの大会準備を確認し、全ての国際競技団体ともその方針を確認したとIOCから連絡を受けました。IOCはこれまでも、7月24日の大会開幕に向けて完全にコミットしていると表明しており、この方針を力強く裏付ける声明です。引き続き、東京2020組織委員会は、IOCや国内外の関係機関の皆さまと緊密に連携し、安全で安心な大会開催に向けて準備を進めてまいります」
また、ヨーロッパでのコロナウイルス感染症拡大の影響などで参加選手、審判員の参加辞退が続いたことにより、4月4日から開催予定だった「2020体操ワールドカップ東京大会」を中止すると公益財団法人日本体操協会(JGA)から連絡を受け、東京2020組織委員会は「安全を確保した上で、何らかの形で体操競技のテストは実施したいと考えております。どのようなテストを行うか、関係団体と相談し検討しております。引き続き、安心で安全な東京2020大会開催に向けて、関係機関等と密接に連携していきます」とコメントを発表した。
(THE ANSWER編集部)