pickupの記事一覧
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プロ引退直後に英国名門大でMBA取得へ ラグビー・土佐誠が続ける“世界との競争”
2024.05.192022-23シーズンを最後にプロラグビー選手としてのキャリアに終止符を打ちながら、その半年後、ラグビー発祥の地・イギリスで大学院生として再び楕円球を追い始めた人がいる。NECグリーンロケッツ(現・NECグリーンロケッツ東葛)、三菱重工相模原ダイナボアーズでプレーした土佐誠だ。
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パリ五輪切符を掴んだ宮田笙子が涙のワケ 3連覇の瞬間、思い浮かんだ「ここにいない仲間」のこと
2024.05.19体操のパリ五輪代表最終選考会を兼ねたNHK杯第3日が18日、群馬・高崎アリーナで行われ、女子個人総合で19歳・宮田笙子(順大)が3連覇を達成し、初の五輪切符を獲得した。優勝の瞬間、エースが見せた涙のワケとは。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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東京の名門進学校出身、パリ五輪狙う二刀流ハードラー 慶大キャプテンの覚悟示した豊田兼の45秒間
2024.05.199日から4日間、行われた陸上の第103回関東学生競技対校選手権(関東インカレ)。2年ぶりに国立競技場で開催された熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、怪我や困難を乗り越えた選手など、さまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は男子1部・400メートルに出場した慶大・豊田兼(4年)。決勝では2位以下を突き放し、45秒82の好タイムで優勝した。400メートル障害と110メートル障害でパリ五輪出場を目指す“二刀流ハードラー”。飛躍の場となった慶大で主将も務める21歳は、左脚に不安を抱えながらもチームのために力走した。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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僅か10cmの平均台、真っ逆さまの「目線」に冷静さ レンズ越しに見た体操・岡村真の表現力の源
2024.05.19体操のパリ五輪代表最終選考会を兼ねたNHK杯第3日が18日、群馬県の高崎アリーナで行われた。女子個人総合3位でパリへの切符を掴んだ岡村真(相好体操クラブ)が「エレガンスウイング賞」を受賞。レンズ越しに見た平均台の演技に、輝く表現力の一端を感じた。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
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高校2冠の逸材が歩み始めた復活ロード 1年間の不振乗り越え、タネル舞璃乃が貫く“自分の道”
2024.05.189日から4日間、行われた陸上の第103回関東学生競技対校選手権(関東インカレ)。2年ぶりに国立競技場で開催された熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、怪我や困難を乗り越えた選手など、さまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は女子1部・400メートル障害に出場した東学大・タネル舞璃乃(3年)。2年ぶりの決勝、59秒59で6位入賞した。全国高校総体(インターハイ)では400メートルとともに2冠を達成。昨季は不調を経験した20歳が、復活のシーズンを歩み始めた。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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“東大5年生”が陸上のために選んだ自主留年 覚悟のプラス1年、過去の自分を超えた新倉佑輔の10秒54
2024.05.179日から4日間、行われた陸上の第103回関東学生競技対校選手権(関東インカレ)。2年ぶりに国立競技場で開催された熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、怪我や困難を乗り越えた選手など、さまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は男子2部・100メートルに出場した東大・新倉佑輔(5年)。大学陸上5年目で初めて辿り着いた決勝、10秒76(向かい風1.6メートル)で準優勝を果たした。中学で陸上を始め、集大成として挑んだ大学4年間で挫折を経験。自主留年して得た1年で、高3で記録した自己ベストを更新する10秒54を記録するなど、新しい景色を見た。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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ラグビーW杯で一世風靡したキックまで伝授 1日限定で五郎丸歩の“日本代表復帰”が実現したワケ
2024.05.17千葉・長生郡で合宿中のラグビーU20日本代表候補が5月16日に練習を公開。2015年ワールドカップ(W杯)で日本代表の躍進を支えた五郎丸歩さん(静岡ブルーレヴズ・クラブ・リレーションズ・オフィサー)が、臨時コーチとして未来のジャパンを直接指導した。日本中で五郎丸ブームを巻き起こしたキックを伝授。世界で戦う心構えも説いた。U20代表候補は19日からニュージーランド(NZ)遠征を行い、7月2日にスコットランド・エディンバラで開幕するワールドラグビーU20トロフィー(同17日決勝)への準備を進める。(取材・文=吉田 宏)
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インカレ連覇した関東No.1ロングジャンパー 橋岡優輝を遠目で眺めた乙津美月が6m01で記した成長の印
2024.05.169日から4日間、行われた陸上の第103回関東学生競技対校選手権(関東インカレ)。2年ぶりに国立競技場で開催された熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、怪我や困難を乗り越えた選手など、さまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は女子1部・走り幅跳びの日女体大・乙津美月(3年)。決勝で6メートル01(向かい風0.8メートル)を記録し、連覇を達成した。東京五輪6位入賞の橋岡優輝と同じ八王子学園八王子高出身。世界を知る先輩を「遠くから見ていた」という高校時代から記録を20センチ伸ばした。関東No.1のロングジャンパーは更なる成長で日本一を目指す。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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昨春WBCで惨敗も…野球中国代表は「さらに伸びる」 西武で活躍、中国唯一の研究者が抱く将来の夢
2024.05.16プロ野球の西武では、中国唯一の野球研究者が活躍している。今季から1軍のバイオメカニクス担当兼アナリストとなった劉璞臻(りゅう・はくしん)さんだ。打者の動作分析という観点から、日々の戦いを支えている。全く野球に縁のない少年時代を送り、ひょんなことから日本で研究生活をスタート、プロ野球にその力量を買われるまでになった。そして将来は、母国中国と日本を野球で結びつけるという大きな夢を抱く。昨春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本とも戦った中国代表の可能性まで語ってもらった。(取材、文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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西武で活躍、中国唯一の野球研究者 高校まで野球と無縁…人生変えた「五輪」と「タッチ」
2024.05.16おそらく中国で唯一の野球研究者が、プロ野球の西武で活躍している。今季から1軍のバイオメカニクス担当兼アナリストを務める劉璞臻(りゅう・はくしん)さんだ。自らに選手歴はない中、プロ野球の世界で日々の勝負をスタッフとして支える。近年、野球をデータや動作の観点から分析できる人材が各球団に増えているが、プロの世界へたどり着いた方法は千差万別。外国人でもある劉さんが、どのように道を切り開いたのか聞いてみた。(取材、文=THEANSWER編集部 羽鳥慶太)
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大谷翔平と会わない極秘交渉でも「人柄は伝わってきた」 伊藤園広告、TV展開しなかった粋な理由
2024.05.16飲料大手メーカーの伊藤園は米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手と極秘に交渉し、主力ブランド「お~いお茶」においてグローバルアンバサダー契約を締結して世間を驚かせた。社内でもほぼ誰も知らない中で始まった大谷とのプロジェクト。国内外の新聞60紙に全面広告を展開し、その写真も広告業界ではタブーとも言われた大胆な手法が注目の的となった。伊藤園広報部がTHE ANSWER編集部に語った契約の舞台裏。連載最終回となる今回は、伊藤園がプロジェクトを進める中であえてこだわった広告の掲出手段について。本人不在でも伝わってきた大谷の人柄と「応援したい」気持ちの本音に迫った。
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陸上部のない中学で全国1位に たった1人で農道を駆けた離島ランナー、順大・川原琉人が夢見る箱根の山
2024.05.159日から4日間、行われた陸上の第103回関東学生競技対校選手権(関東インカレ)。2年ぶりに国立競技場で開催された熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、怪我や困難を乗り越えた選手など、さまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は男子1部・5000メートルに出場した順大・川原琉人(1年)。長崎の五島列島・福江島出身、中学時代は陸上部のない学校で3000メートル全国1位になった離島ランナーは、1年生ながら、40人で争われた決勝で留学生ランナーら箱根駅伝経験者の先輩たちを従えて果敢に逃げを打った。14分18秒09の29位だったが、箱根駅伝の5区山上りで活躍を夢見る。(取材・文=THE ANSWER編集部・神原 英彰)
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陸上・関東インカレフォトギャラリーPart1【全24枚】
2024.05.15第103回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)が5月9日から4日間、国立競技場で開催された。THE ANSWER編集部カメラマン・中戸川知世が学生たちの熱戦を撮影した。
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16戦全勝リーグワン最強の野武士軍団 埼玉WKをどう止めるか、リーチマイケルが「ラスボス」と名指しした男
2024.05.14好ゲームが続いたジャパン・ラグビー・リーグワンは、クライマックスとなる上位4チームによるプレーオフが今週末の5月18日から幕を開ける(決勝26日)。東芝ブレイブルーパス東京のトッド・ブラックアダー・ヘッドコーチ(HC)、リーチマイケル主将の単独インタビュー後編は、プレーオフをいかに戦い、リーグ戦を唯一の全勝で突破した埼玉ワイルドナイツにどう挑むのかを聞いた。(取材・文=吉田 宏)
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進化止まらぬラグビーリーグワン、世界クラスの大量来日だけじゃない理由 選手も肌で実感「毎試合キツい」
2024.05.14国内最高峰を争うジャパン・ラグビー・リーグワンは、レギュラーシーズンを終えて5月18日から上位4チームによるプレーオフが始まる。リーグ戦では、昨季王座を逃した埼玉ワイルドナイツが圧倒的な強さを見せ16戦全勝の1位通過。覇権を賭けたノックアウトトーナメントで“野武士軍団”の躍進を止めるチームが出てくるのか。昨季のリーグ5位から2位へジャンプアップして、打倒・ワイルドナイツの急先鋒と期待の東芝ブレイブルーパス東京リーチマイケル主将、トッドブラックアダー・ヘッドコーチ(HC)に、リーグの進化、そしてプレーオフの覇権の行方を聞いた。(取材・文=吉田 宏)
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大谷翔平作、単純に見える「5・7・5」の裏にある真意 共作した伊藤園が明かすキーワードの意味
2024.05.14飲料大手メーカーの伊藤園が主力ブランド「お~いお茶」において、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手とグローバルアンバサダー契約を発表したのは、ゴールデンウィークに突入して間もない4月30日のこと。同日に国内外の新聞60紙に掲載された全面広告の絶妙な“仕掛け”はネット上でも注目の的だった。大谷の姿はなく、1本のペットボトルに記されたまさかの俳句。伊藤園広報部がTHE ANSWER編集部に語った契約の舞台裏。全4回の3回目は、伊藤園が「17文字」に託したものは何だったのかを聞いた。
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大谷の「お~いお茶」広告に隠された伊藤園の謙虚な思い あえて“広告のタブー”を貫いた本当の意味
2024.05.13飲料大手メーカーの伊藤園が主力ブランド「お~いお茶」において米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手とグローバルアンバサダー契約を締結したことを発表したことは、ファンを驚かせるだけでなく、どこかほっこりとさせるニュースとなった。大谷との「縁」が生まれたキッカケは何だったのか。伊藤園広報部がTHE ANSWER編集部に語った契約の舞台裏。全4回でお届けする2回目は、異例のデザインとなった広告制作の背景と大谷に対する熱い思いを明かしてくれた。
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強化合宿に異例の40社70人取材殺到 高校3冠、飛び級…ハンドボール界に現れた天才・安平光佑は何者か
2024.05.11パリ五輪に挑む日本ハンドボール界に、新しいスターが誕生した。88年ソウル大会以来36年ぶりに予選を突破して五輪に臨む男子日本代表が10日、強化合宿中の東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を公開。「天才司令塔」にして「ファンタジスタ」とも呼ばれる安平光佑(23=RKバルダル)に、ハンドボールでは異例の多くのメディアが集まった。(文=荻島 弘一)