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高校まで無名&全国経験ゼロ 異色の臨床工学技士スプリンター、「好き」を追求した先に辿り着いた最高峰の舞台――陸上・松林玲佳
2025.07.15東京・国立競技場で4日から3日間、行われた陸上の日本選手権。女子100&200メートルに出場した松林玲佳(MMG)は両種目ともに予選敗退となったが、3年連続で日本最高峰のトラックを駆け抜けた。臨床工学技士としてフルタイムで働きながら競技を続ける27歳。高校までは全国大会出場なしのスプリンターは、どのようにしてここまで辿り着いたのか。キャリアや競技人生を取材した。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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完敗後、バレー関菜々巳が肩を抱かれたブラジル絶対エースの素顔 元同僚だから知る「世界一」の理由
2025.07.14「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会」の女子が13日、千葉ポートアリーナで行われた。日本は予選ラウンド最終戦で、ブラジルに0-3(17-25、18-25、20-25)のストレート負け。世界的スターの「ガビ」ことガブリエラ・ギマラエスガビに11得点を決められるなど完敗だった。イタリア・セリエAのコネリアーノで同僚だったセッター・関菜々巳は敵としても、味方としてもその凄みを知る。「世界一に相応しい」とその実力を称えた。
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日米大学野球で広がった敵味方関係なしの光景 お互いに高め合うドラフト上位候補が感じた「1球の重み」
2025.07.146年ぶりの日本開催となった第45回日米大学野球選手権は13日、神宮球場で第5戦を行った。日本が6-5で競り勝ち、今大会5戦全勝。2004年以来21年ぶりの全勝優勝を成し遂げた。表彰式を終えたグラウンドでは、中西聖輝投手(青学大4年)に米国の選手が教えを乞う場面が。今秋のドラフト上位候補としても注目される選手たちに、米国野球とぶつかって感じたことを聞いた。
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“メジャー予備軍”に5戦全勝、大学侍ジャパンはなぜ強い? WBC米国コーチが見た「基礎力」の違い【日米大学野球】
2025.07.14第45回日米大学野球選手権大会は13日、神宮球場で第5戦が行われ、日本が米国に6-5で勝利した。2004年の第33回大会に日本が達成して以来となる全勝優勝。なぜ将来のメジャーリーガー予備軍を圧倒できたのか。2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも入閣していた米国のコーチが、大学侍ジャパンに見た強さを明かした。
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高校で野球をやらない選択に危惧 9つだけじゃない居場所、異色の“高校生アナリスト”仕掛け人の狙い――大和
2025.07.14高校野球の第107回全国選手権神奈川大会は13日、大和スタジアムで行われた2回戦で、大和が上溝南に6-7で惜敗し、初戦敗退した。チームを支えたのは異例の“高校生アナリスト”。野球人口減少を危惧する古川竜三監督の試みで、野球で活躍できるのは9つのポジションだけじゃないと示した。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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“試合に出ることのない”学生コーチ 創部60年の強豪校で異例、背番号「10」に込められた想い――向上・関塚礼
2025.07.14高校野球の第107回全国選手権神奈川大会は13日、大和スタジアムで行われた2回戦で、第3シードの向上が橋本・愛川・中央農業の連合チームに10-0の6回コールドで初戦突破。3回戦に進出した。三塁コーチャーとしてチームを鼓舞したのが関塚礼(3年)。チームキャプテン兼学生コーチという異色の存在だ。試合には出られないことを理解した上で入部。唯一無二のポジションで最後の夏を戦う。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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女子バレー初代表の北窓絢音、主将・石川真佑に緊張「チキっちゃって…」 取材で見せた21歳の素顔
2025.07.13「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会」の女子が12日、千葉ポートアリーナで行われた。世界ランク5位の日本は、予選ラウンド第3週の第3戦で同3位のポーランドを3-1(25-21、23-25、25-23、25-22)で撃破。21歳の北窓絢音は途中出場で攻守にわたり存在感を放った。代表初選出ながら、今大会はサーブなど要所での活躍が目立つ。コート上では頼もしいプレーを見せる一方で、「チキっちゃって……(臆病になっちゃって)」と初々しい素顔も覗かせた。
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女子バレーで注目度急上昇、21歳の本音「うれしいけど…」 日本に流れをもたらす北窓絢音の「ずっとびっくり」な初代表
2025.07.13「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会」の女子が12日、千葉ポートアリーナで行われた。世界ランク5位の日本は、予選ラウンド第3週の第3戦で同3位のポーランドを3-1(25-21、23-25、25-23、25-22)で撃破。攻守で持ち味を発揮し、ゲームチェンジャーの役割を全うしたのが21歳の北窓絢音だ。今大会、代表初選出された新星は日に日に高まる周囲の期待に「注目されるのは嬉しいけど…」と本音を明かした。
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不登校だった女子高生が、野球部に入って救われた話 枯れた声、万歳、大粒の涙…全てが青春の証し――相模向陽館・真柳千夏
2025.07.13高校野球の第107回全国選手権神奈川大会は12日、俣野公園・横浜薬大スタジアムで行われた2回戦で、大和東と相模向陽館の連合チームが磯子工業に1-7で敗れた。ベンチから身を乗り出し、声を枯らしたのがチーム唯一の女子部員・真柳千夏(相模向陽館3年)。不登校も経験した過去を持つ自分を救ってくれた高校野球に、最後まで感謝の思いを示し続けた。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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偏差値74、超進学校が掲げた合言葉は「東大野球部に貢献できる野球人」 指揮官が込めたナインへの願い――横浜翠嵐
2025.07.13高校野球の第107回全国選手権神奈川大会は12日、俣野公園・横浜薬大スタジアムで行われた2回戦で、横浜翠嵐が松陽に5-3で勝利した。偏差値74の超進学校は、「東大野球部の勝ち点獲得に貢献できる野球人」という異例の合言葉を掲げる。採用した監督に、その意味を聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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SNSで160万再生超、高校生がベンチプレス110kg 2大横綱打倒へ、神奈川の中堅校に起こる“筋肉革命”――藤嶺藤沢・五島湊
2025.07.12高校野球の第107回全国選手権神奈川大会は11日、大和スタジアムで行われた2回戦で、藤嶺藤沢が12-0で橘に7回コールド勝ちした。リードオフマンの五島湊三塁手(3年)は2本の長打を含む、5打数4安打2打点3得点1盗塁の大活躍。その裏にはSNSで160万再生を超えるほど話題となった“筋肉革命”があった。(THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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捨てた企業の安定「陸上が知られていない」 実業団を退社、YouTube配信も…モデルスプリンターがフリーで走る理由――陸上・山中日菜美
2025.07.12東京・国立競技場で4日から3日間、行われた陸上の日本選手権。女子100メートルに出場した山中日菜美(滋賀陸協)は準決勝敗退となり、昨年に続く決勝進出は叶わなかった。大学時代には全国大会で表彰台に上るなど、実績を残してきたスプリンター。卒業後は実業団に所属するも2年10か月で退社し、今はYouTubeの配信やモデル活動など、幅広く活動している。“安定”を捨てて個人での道を選んだ理由とは。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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たった5人の“男子吹奏楽部”の青春 工業校で女子少なく…部員ゼロ、休部状態から野球部に奏でるエール――横須賀工吹奏楽部
2025.07.11高校野球の第107回全国選手権神奈川大会は10日、横須賀スタジアムで行われた1回戦で、横須賀工が鶴見総合に14-2で5回コールド勝ちした。応援席に駆け付けた吹奏楽部はたった5人の“男子部員”。初心者ばかりで構成された異例の集団がメロディーで夏1勝を後押しした。(THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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部員21人で唯一ベンチ外→背番号1へ 甲子園V古豪に力投、屈辱から始まった“元ボールボーイ”の逆襲――金沢総合・村越淳之介
2025.07.11高校野球の第107回全国選手権神奈川大会は10日、横須賀スタジアムで行われた1回戦で、金沢総合が2-4で法政二に善戦しながら敗れた。先発したエース右腕・村越淳之介(3年)は8回途中2失点と好投。1年夏にはチームで唯一、ベンチメンバーから外れる屈辱を味わった県立校の背番号1が、甲子園V経験のある古豪相手に意地を示した。(THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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部員に愛された「宇宙一のマネージャー」 喉は枯れ、ハチミツに頼り…覆した高校野球の“女子マネ像”――岸根・長谷川葵
2025.07.10高校野球の第107回全国選手権神奈川大会が9日、バッティングパレス相石スタジアムひらつかなどで開幕。岸根は1回戦で鶴嶺に5-7で惜敗し、独自大会として開催された2020年以来5年ぶりの夏1勝とはならなかった。チームを支え続けたのがマネージャーの長谷川葵さん(3年)。選手から「宇宙一のマネージャー」と称されるほど、ベンチから誰よりも大きな声で仲間を鼓舞し続けた。(THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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SNSでバズった「7校連合」卒業し夢の単独出場 たった2人で始めた高校野球、12人で終えた最後の夏――平塚農商・成川佑星
2025.07.10高校野球の第107回全国選手権神奈川大会が9日、バッティングパレス相石スタジアムひらつかなどで開幕。近年7校の多校連合で出場していた平塚農商は単独出場を叶えたが、1回戦で橘に0-16の5回コールド負け。目標の夏1勝はならなかったものの、主将の成川佑星中堅手(3年)は、中高を通じて初の単独出場に。部活紹介で“一発ギャグ”を披露するなど、部員集めに奔走した2年間だった。(THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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大谷翔平のWBC世界一が変えた学生野球の“常識” 大学ジャパン選手に聞いた日本の強み「やっぱり勝負を決めているのは…」
2025.07.09野球の大学日本代表は8日から、6年ぶりの日本開催となる第45回日米大学選手権を戦っている。1972年から続く歴史のある大会で、過去戦績は日本が優勝20回、米国が24回。通算の勝敗も米国が130勝104敗2分でリードしている。大学生は、日米それぞれの野球にどのような特徴があると考え、日本の強みをどう生み出そうとしているのか。日本が優勝した2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)前後で、大きな違いがある。
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「下に見られたもんだな」記者は舌打ち 格上ウェールズ撃破、若き日本を燃え滾らせた36歳闘将リーチマイケルの献身
2025.07.09ラグビー日本代表は、7月5日に福岡・ミクニワールドスタジアム北九州で行われた「リポビタンDチャレンジカップ」でウェールズ代表を24-19で下した。ティア1と呼ばれる世界トップクラスの実績を持つチームに勝つのは2019年10月のワールドカップ(W杯)日本大会スコットランド戦以来のこと。対戦時に相手が世界ランキング12位と低迷していたとはいえ、昨春復帰したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)の下で大幅な若返りにシフトした日本にとっては価値のある1勝。この勝利が昨季テストマッチ4勝7敗と苦戦が続いたチームのV字回復の起点になるのか。灼熱の小倉での80分間を検証する。(取材・文=吉田 宏)
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