「調教捜査官の回顧録」の記事一覧
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最強牝馬に何度も敗れ「もう終わった」 2歳女王の復活信じ…「◎」を打ち続けた穴党の“痛恨の予想”
2024.11.07秋競馬のG1シリーズは今週から7週連続開催となり、10日には牝馬限定のエリザベス女王杯が京都競馬場の芝2200メートルを舞台に行われる。勢いのある3歳馬と実績と経験を積んだ4歳以上の古馬勢が激突する注目の一戦。競馬ライターの井内利彰氏が調教を通じてさまざまな視点から過去のG1レースを振り返る企画「調教捜査官の回顧録」で取り上げるのは、3歳時に“歴代最強牝馬”と名高いライバルの後塵を拝しながら、古馬になってから復活を果たした2歳女王について。気が付いた時は、時すでに遅し……。5年前の“痛恨”の予想で、自身の未熟さを感じたという。
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府中の関係者席、一緒に叫んだ「ミルコーッ!」 顔見知り2人の距離を縮めたエイシンフラッシュの「縁」
2024.10.263歳馬による三冠レースの戦いも先週の菊花賞で幕を閉じ、今週は第170回を迎える伝統の古馬G1天皇賞・秋(芝2000メートル)が27日に東京競馬場で行われる。ジャパンカップ、有馬記念と続く古馬の“王道路線”の初戦。競馬ライターの井内利彰氏が調教を通じてさまざまな視点から過去のG1レースを振り返る企画「調教捜査官の回顧録」では、天皇皇后両陛下の行幸啓を賜り、天覧競馬となった12年前のレースにスポットを当てた。2年5か月ぶりの復活を果たしたダービー馬。自画自賛の予想とともに生まれた「縁」に思いを馳せた。
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20年前の競馬界で賛否分かれた調整法 先日天国へ、デルタブルースが証明した名伯楽の戦略「G1を勝つ馬は…」
2024.10.17秋のG1シーズンに突入し、盛り上がりを見せる中央競馬。今週は3歳牡馬クラシック最終戦・菊花賞が20日に京都競馬場で行われる。先週から始まった新企画「調教捜査官の回顧録」では競馬ライターの井内利彰氏が調教を通じてさまざまな視点から過去のG1レースを振り返る。今回は菊花賞の勝利で、その後の厩舎の大躍進のキッカケを作った馬の成長物語。当時としては異例の調整法をとった名伯楽の言葉と戦略に衝撃を受けたという。