南アフリカ、ウィニングランで“最後のお辞儀” 優勝国のジンクス破り3度目V
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日、横浜国際総合競技場で決勝戦を迎え、世界ランク1位のイングランドと同3位の南アフリカが激突。フィジカルの強さで主導権を握り続けた南アフリカが32-12でイングランドを下し、史上最多タイとなる3度目の優勝を果たした。南アフリカは1995年、2007年に続き、3度目の決勝進出で3度目の優勝。V率100パーセントの勝負強さを、大一番で見せつけた。
スタンド4方向へ深々と90度のお辞儀に大歓声
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日、横浜国際総合競技場で決勝戦を迎え、世界ランク1位のイングランドと同3位の南アフリカが激突。フィジカルの強さで主導権を握り続けた南アフリカが32-12でイングランドを下し、史上最多タイとなる3度目の優勝を果たした。南アフリカは1995年、2007年に続き、3度目の決勝進出で3度目の優勝。V率100パーセントの勝負強さを、大一番で見せつけた。
今大会で9回目を数えるW杯だが、過去8大会の優勝チームはいずれも大会期間中は負けなしの“完全優勝”。だが、今大会の南アフリカは1次リーグ初戦でニュージーランドに13-23で黒星。“完全優勝”のジンクスをぶち破った。
表彰式で金メダルと優勝トロフィーのウェブ・エリス・カップを手にした南アフリカ代表は、グラウンドをぐるりと一周するウィニングラン。両ゴール裏、バックスタンド、メインスタンドの4方向できちんと一列に並び、腰を深々と曲げる90度の最敬礼で感謝を表現すると、最後のお辞儀にスタンドに残った大勢のファンから大歓声が上がった。
(THE ANSWER編集部・佐藤 直子 / Naoko Sato)