堀江翔太、200人報道陣に喜び「11年は2、3人やった」 人気向上へ「継続せなあかん」
ラグビー日本代表が、ワールドカップ(W杯)準々決勝、南アフリカ戦での敗戦から一夜明けた21日、都内で記者会見。リーチ・マイケル主将ら代表31人が揃った。
リーチ・マイケルら代表選手31人が記者会見
ラグビー日本代表が、ワールドカップ(W杯)準々決勝、南アフリカ戦での敗戦から一夜明けた21日、都内で記者会見。リーチ・マイケル主将ら代表31人が揃った。
歴史的な快進撃が終わりを迎えてから一夜。列島をラグビー一色に染めた桜の戦士たちは、報道陣に拍手で迎えられながら31人全員が揃って会見に臨んだ。1分け3敗だった11年大会から日本を支えてきたHO堀江翔太は「非常に嬉しいです。2011年の時にニュージーランドでW杯を終えて帰ってきたら、記者が2、3人やったかな。今、目の前にこんなにいることが本当に考えられない」と約200人の報道陣が集結した光景をかみしめた。
16年に首を手術。昨年9月には右足甲にもメスを入れた。辞退者が続出したサンウルブズの初代主将を務めた功労者。日本を熱狂させ、堀江は「これを継続せなあかんなと思います。選手たちができることっていうのは、どんだけ強くなれるか。今をベースにして、ここからどんだけ上に行けるか、どんだけ強化できるか、どんだけうまくなれるかが僕らの仕事」と力説した。
さらに「常にそれを目指さなければならないし、次のW杯に進まなければならないし、それでラグビーが認知されて、人気がキープできる。それが僕らの仕事だと思います。選手だけではできないし、本当に周りと、協会とかを含めてみんなで上に行けたらいいなと思います」と未来を見据えた。
日本は1次リーグでアイルランド、スコットランドのティア1勢を連破するなど4連勝で史上初の8強進出。20日には4強入りを懸けて南アフリカに挑んだが、3-26で敗れていた。
(THE ANSWER編集部)