優勝候補同士の激突に日本人ファンも多数

　ラグビーのワールドカップ（W杯）日本大会は21日、B組では世界ランク2位のニュージーランドと同5位の南アフリカの1次リーグ屈指の好カードが実現。会場の横浜国際総合競技場には試合前から多くのファンが駆け付け、開門前から長蛇の列を作った。

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　大会2日目にして実現した優勝候補対決。1次リーグではもったいないようなカードを見るために、多くの日本人ファンが両チームのユニフォームに袖を通し応援に駆け付けた。

　ドンキホーテで購入したという侍の兜の被り物をかぶって登場したのは明石さん夫妻。「世界最高峰の試合が日本で見られるのだから、今日の試合は本当に楽しみです」と試合前から興奮気味だ。

　兜については「日本の文化。外国の方には言葉がわからなくても、コミュニケーションがとれるかと思って」と説明していたが、取材中に南アフリカのファンに兜を脱がされ、記念撮影をリクエストされていた。

　試合前からビールを飲んでもはしゃぐ海外ファンも多く、異文化交流の場としても大いに盛り上がっていた。

　試合は18時45分キックオフ。決勝のカードでも違和感のない両チームの激突は必見だ。