V直後に取った南アフリカ主将の行動に絶賛の嵐 退場した仲間へ「一流の振る舞い」【ラグビーW杯】
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は28日(日本時間29日)、決勝が行われ、世界ランク1位の前回王者・南アフリカが2位ニュージーランドに12-11で勝利した。歴史的死闘を演じ、単独最多4度目の優勝。試合直後に主将が取った行動が話題を集めている。海外記者が動画を公開すると、海外ファンは「一流の振る舞い」「本当に品格がある」と絶賛の嵐が巻き起こった。
ラグビーW杯
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は28日(日本時間29日)、決勝が行われ、世界ランク1位の前回王者・南アフリカが2位ニュージーランドに12-11で勝利した。歴史的死闘を演じ、単独最多4度目の優勝。試合直後に主将が取った行動が話題を集めている。海外記者が動画を公開すると、海外ファンは「一流の振る舞い」「本当に品格がある」と絶賛の嵐が巻き起こった。
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失意の仲間を思いやる行動だった。ノーサイドの瞬間、南アフリカの選手たちは最後にプレーしたバックスタンド側で歓喜を爆発。しかし、主将のFLシヤ・コリシだけは逆サイドの味方ベンチに向かって走った。両手を広げてハグをした相手はWTBチェスリン・コルビだった。
コルビは12-11の後半33分にシンビン(10分間の一時退場)。ジャージーで顔を覆い、試合を見届けることもできないほど涙を流していた。そんな仲間を抱きしめた主将の動画を、アイルランドのスポーツメディア「The 42」のマリー・キンセラ記者が公開。文面で「シヤ・コリシが走ってチェスリン・コルビを抱きしめた」と紹介すると、海外ファンから感動した様子の声が相次いだ。
「本当に品格がある」
「最高のリーダーシップだ」
「コリシを大統領に」
「これぞリーダーシップ」
「シヤは生まれながらのリーダーだよ」
「我々のキャプテンだ」
「なんて主将なんだ」
「一流の振る舞いね」
「この瞬間よ」
伝統を持つ両国は106回目の対戦となり、これまでニュージーランドの62勝39敗4分け。ニュージーランドは2大会ぶり、南アフリカは2大会連続4度目の世界一が懸かっていた。
(THE ANSWER編集部)