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ラグビーW杯3位決定戦、傷だらけの死闘後ノーサイドに日本人も感動「会社でもあんな感じがいい」

ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は27日(日本時間28日)、3位決定戦が行われ、世界ランク5位イングランドが同7位アルゼンチンに26-23で勝利した。ラグビー発祥の地が3位を死守。南米の雄は16年ぶりの3位とはならなかった。大会公式はノーサイドで健闘を称え合う動画を公開。日本人ファンも「会社でもあんな感じでいたい」「みんな優しくて涙でた」と感動している。

3位決定戦で激しくボールを奪い合うアルゼンチンとイングランドの選手たち【写真:ロイター】
3位決定戦で激しくボールを奪い合うアルゼンチンとイングランドの選手たち【写真:ロイター】

ラグビーW杯

 ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は27日(日本時間28日)、3位決定戦が行われ、世界ランク5位イングランドが同7位アルゼンチンに26-23で勝利した。ラグビー発祥の地が3位を死守。南米の雄は16年ぶりの3位とはならなかった。大会公式はノーサイドで健闘を称え合う動画を公開。日本人ファンも「会社でもあんな感じでいたい」「みんな優しくて涙でた」と感動している。

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 死闘を演じた傷だらけの両者が称え合った。白いジャージが泥だらけになったイングランド。勝利を喜んだのも束の間、落胆するアルゼンチン選手に歩み寄った。勝者を称える敗者。握手やハグを交わし、ラグビーらしくノーサイドとなった。

 動画を公開した大会公式X(旧ツイッター)は、「パリでの複雑な感情と完全なる敬意」と記して投稿。X上の日本人ファンからも感動した様子の声が上がった。

「素敵な光景を見られたな」
「鬼の形相だった選手の表情がノーサイドになるとホッと緩むのがいいなぁ」
「会社でもあんな感じでいたい」
「ノーサイド後みんな優しく接してて涙でた」
「あんなにケンカみたいなことして熱くなってたのに」

 試合はイングランドが開始から優勢。16-10で後半に入ったが、同2分にアルゼンチンが1トライ1ゴールで一時逆転した。しかし、直後にイングランドが逆転トライ。互いに2トライ2ゴールを挙げたが、ペナルティーゴールが1本多い計4本のイングランドに軍配が上がった。

 10月28日(同29日)の決勝では、前回王者・南アフリカとニュージーランドが対戦する。

(THE ANSWER編集部)

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