イングランド、アルゼンチン撃破で3位死守! 日本に勝った両国が大接戦3点差の死闘【ラグビーW杯】
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は27日(日本時間28日)、3位決定戦が行われ、世界ランク5位イングランドが同7位アルゼンチンに26-23で勝利した。ラグビー発祥の地が3位を死守。南米の雄は16年ぶりの3位とはならなかった。
ラグビーW杯
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は27日(日本時間28日)、3位決定戦が行われ、世界ランク5位イングランドが同7位アルゼンチンに26-23で勝利した。ラグビー発祥の地が3位を死守。南米の雄は16年ぶりの3位とはならなかった。
【注目】一度だけの人生、好きなだけスポーツを スポーツを楽しむすべての女性を応援するメディア「W-ANS ACADEMY(ワンス・アカデミー)」はこちら
いきなり試合を動かしたのはイングランドだった。前半3分、SOオーウェン・ファレルがペナルティーゴール(PG)に成功。さらに同8分にNO8ベン・アールがトライを奪い、ゴールも加えて10-0と幸先のいいスタートを切った。13-0の同15分にはアルゼンチンに自陣残り5メートルまで迫られたが、固い防御で突破を許さなかった。
アルゼンチンは0-13の同24分にPGで反撃。3-16の同36分には波状攻撃を仕掛け、ゴール左にSHトマス・クベリが飛び込んだ。ゴールも決めて10-16で後半に突入。開始早々の2分、敵陣中央からSOサンティアゴ・カレーラスが相手防御を切り裂いてトライを決めた。ゴールと合わせて17-16と逆転。しかし、直後にイングランドのHOセオ・ダンが相手のキックに猛チャージ。こぼれ球を拾い、インゴールに飛び込んだ。
同10分に相手のPGで23-20に迫られたが、同25分にゴール正面からPGで26-20とした。しかし、アルゼンチンも同28分にPGで再び3点差に。残り5分、敵陣左隅から同点を狙ってキックを選択。しかし、わずか左に外れた。終盤のきつい時間帯に入っても両者とも体をぶつけ合う死闘。最後はイングランドがボールキープして守り切り、大接戦を制した。
03年優勝のイングランドは2大会連続の決勝はならず。アルゼンチンは07年3位が過去最高だった。日本と同組だった9月9日(同10日)の1次リーグ初戦では、27-10でイングランドが勝利。日本戦はイングランドが34-12、アルゼンチンが39-27でともに勝利を収めた。10月28日(同29日)の決勝では、前回王者・南アフリカとニュージーランドが対戦する。
(THE ANSWER編集部)