「ルーブル美術館に飾れ」 ラグビーW杯、歓喜と絶望がはっきり分かれた1枚の象徴的写真に海外絶賛
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は21日(日本時間22日)、準決勝で前回王者・南アフリカがイングランドを16-15で破り、決勝進出。ラスト2分で逆転する劇的な2戦連続1点差勝ちで、連覇に王手をかけた。ドラマチックな幕切れをとらえた1枚の写真を大会公式X(旧ツイッター)が勝敗。明と暗がくっきりと分かれた印象的なシーンに「ルーブル美術館に飾れ」との声が上がっている。
準決勝の試合後に撮られた写真が話題に
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は21日(日本時間22日)、準決勝で前回王者・南アフリカがイングランドを16-15で破り、決勝進出。ラスト2分で逆転する劇的な2戦連続1点差勝ちで、連覇に王手をかけた。ドラマチックな幕切れをとらえた1枚の写真を大会公式X(旧ツイッター)が勝敗。明と暗がくっきりと分かれた印象的なシーンに「ルーブル美術館に飾れ」との声が上がっている。
歓喜と絶望が1枚の写真に表れていた。
大会公式Xが「わずかな差」と記して紹介したのは1枚の写真。勝った南アフリカの選手が膝をついて両こぶしを突き上げ、負けたイングランドの選手が手をついてがっくりとうなだれるもの。終了2分前に入れ替わった勝者と敗者の明暗がくっきりと浮かび上がる。
この写真には海外ファンから「ルーブル美術館に飾れ」という声のほか、多くの反応が寄せられた。
「もの凄い接戦だった」
「最後の10分間は生きた心地がしなかったよ」
「この光景よ!」
「1人は喜び、1人は泣いた」
「素晴らしい投稿だ!」
「多くを物語る写真だ」
「スリル満点だった!」
試合はイングランドが終始リードしながら、2点ビハインドで迎えた後半38分に南アフリカのハンドレ・ポラードが49メートルのPGを成功させて逆転。劇的な幕切れで決勝に駒を進めていた。名勝負続出の今大会にまた新たな記憶がひとつ刻まれた。