南アフリカ、土壇場1点差大逆転勝ちで連覇王手! ラスト2分で逆転49mPG成功、決勝は王国NZと激突【ラグビーW杯】
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は21日(日本時間22日)、準決勝で前回王者・南アフリカがイングランドを16-15で破り、決勝進出。ラスト2分で逆転する劇的な2戦連続1点差勝ちで、連覇に王手をかけた。28日(同29日)の決勝で互いに史上最多4度目の世界一を目指してニュージーランドと激突する。イングランドは27日(同28日)の3位決定戦でアルゼンチンと対戦する。
決勝はNZ―南アフリカのカードに
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は21日(日本時間22日)、準決勝で前回王者・南アフリカがイングランドを16-15で破り、決勝進出。ラスト2分で逆転する劇的な2戦連続1点差勝ちで、連覇に王手をかけた。28日(同29日)の決勝で互いに史上最多4度目の世界一を目指してニュージーランドと激突する。イングランドは27日(同28日)の3位決定戦でアルゼンチンと対戦する。
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ファイナル行きをかけた前回大会決勝の再戦は、ラスト2分で劇的なドラマが待っていた。互いにPGで得点を重ねる展開。前半3分、オーウェン・ファレルのPGでイングランドが先制した。以降は互いに2本ずつPGを成功させたが、前半終了間際にファレルがもう1本成功。イングランドが12-6とリードして折り返した。
後半も雨の中、ボールが手につかずミスも出る中、互いに防御で踏ん張る。そんな中、13分にイングランドのファレルがあっと驚くドロップゴールで追加点。9点差としたが、29分に右サイドから攻めた南アフリカは途中出場のRG.スナイマンが両チーム通じて初トライ。コンバージョンも決め、15-13と2点差に迫った。そして、後半38分に相手の反則で得た49メートルのPGをハンドレ・ポラードが成功。劇的な逆転勝ちを飾った。
南アフリカは世界ランク1位アイルランドに敗れたが、3勝1敗の2位で1次リーグ通過。準々決勝は地元・フランスを29-28で下しており、2戦連続の1点差勝ちとなった。決勝は互いに史上最多4度目の世界一をかけてニュージーランドと激突する。
(THE ANSWER編集部)