バスに乗り込む前に自ら歩み寄ってファン対応

　ラグビーワールドカップ（W杯）フランス大会は8日、1次リーグのプールD最終戦（ナント）が行われ、世界ランク12位の日本代表が同9位アルゼンチンとの死闘の末、27-39で敗れた。選手たちは涙に暮れたが、リーチ・マイケルは会場外で出待ちのファンに神対応。大会公式SNSがその様子を紹介すると、「素晴らしい選手　ファンから愛される所以」「さすがファンを大事に思うリーチ選手」との声が上がっている。

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　負けてなお、ファン思いの精神は変わらない。会場を出て、バスに乗り込むリーチ。他の選手はチームウェアに着替えていたが、「着替える時間がなかった。これで街に出るよ」と唯一ジャージのままだった。そして、自らの名前が入ったタオルを持ったファンのもとに自ら歩み寄って握手するなどファン対応。悔しさを押し殺して、会場まで駆け付けたサポーターと交流した。

　この様子を日本語版の大会公式X（旧ツイッター）とインスタグラムが「悔しい試合結果も、会場を離れる最後の瞬間までファン対応をするリーチマイケル選手」と紹介。ファンからは「素晴らしい選手　ファンから愛される所以」「リーチのタオル持っているファンの方に握手しに行くのはさすが」「本当に本当にカッコいい」「さすがファンを大事に思うリーチ選手」「素敵すぎる」「リーチ神すぎる」などの声が寄せられた。

　試合後は「出し切って負けた」と悔しさを露わにしていたリーチ。今後の日本代表入りについて「まだまだチャレンジし続けたいなと思いますし、リーグワンから（代表を）目指して選ばれたら、それは行きたい」と意欲を見せていた。