ラグビー日本、アルゼンチン戦メンバー発表 流大は登録外、山中亮平リザーブ入り…勝てば8強の大一番
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会に出場中の日本代表は6日、8日の1次リーグ最終戦(ナント)となるアルゼンチン戦の登録メンバー23人を発表した。勝った方が決勝トーナメント(T)に進出する大一番。NO8姫野和樹ら主力メンバーが先発に名を連ねた。
ラグビーW杯
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会に出場中の日本代表は6日、8日の1次リーグ最終戦(ナント)となるアルゼンチン戦の登録メンバー23人を発表した。勝った方が決勝トーナメント(T)に進出する大一番。NO8姫野和樹ら主力メンバーが先発に名を連ね、追加招集の山中亮平が今大会初めてリザーブ入りした。
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FW8人に変更はなし。前回のサモア戦を右ふくらはぎの負傷で急遽欠場したSH流大は、ここまで別メニューで調整していたが、間に合わずメンバー外に。前戦に続いて齋藤直人が先発、代表初キャップを獲得した福田健太がリザーブ入りした。齋藤は持ち味の素早く正確なパスを発揮し、日本らしい速いアタックの起点となっていた。
さらにWTBはジョネ・ナイカブラに代わり、3戦ともメンバー外だったシオサイア・フィフィタが先発で今大会初出場。リザーブでは、追加招集されたベテランの山中が李承信と、下川甲嗣がサウマキ・アマナキと入れ替わった。ナイカブラはリザーブに回り、長田智希がメンバーから外れた。
プールDはここまで3戦全勝のイングランドの1位通過が確定済み。アルゼンチンと日本は2勝1敗の勝ち点9で並び、得失点差でアルゼンチンが2位、日本が3位につけた。最終戦は勝った方が8強入りする。
07年大会3位、15年大会4位だったアルゼンチン。昨年3月から率いるマイケル・チェイカ・ヘッド コーチは、15年大会でオーストラリア代表を準優勝に導いた。就任後は敵地でニュージーランド、イングランドなど強豪国を次々と撃破。重厚なFWを誇り、今大会はメンバーを大幅に入れ替えながら主力を温存。日本戦は主将HOフリアン・モントジャ、SOサンティアゴ・カレーラス、キックが武器のWTBエミリアノ・ボフェリらベストメンバーを登録した。
過去の直接対決1勝5敗の日本は1998年以来25年ぶりの勝利に加え、海外開催初&2大会連続の決勝T進出が期待される。
▽日本代表登録メンバー(◎は主将)
・先発
PR稲垣啓太
HO堀江翔太
PR具智元
LOジャック・コーネルセン
LOアマト・ファカタヴァ
FLリーチ・マイケル
FLピーター・ラブスカフニ
NO8姫野和樹◎
SH齋藤直人
SO松田力也
WTBシオサイア・フィフィタ
CTB中村亮土
CTBディラン・ライリー
WTB松島幸太朗
FBレメキ・ロマノラヴァ
・リザーブ
(16)坂手淳史
(17)クレイグ・ミラー
(18)ヴァル・アサエリ愛
(19)ワーナー・ディアンズ
(20)サウマキ・アマナキ
(21)福田健太
(22)山中亮平
(23)ジョネ・ナイカブラ
(THE ANSWER編集部)