ラグビーW杯出場のフィジー選手、7歳の息子が試合前に病死 海外報道「開始数時間前に知った」
英紙「インディペンデント」は、ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会に出場しているフィジー代表、チョスア・トゥイソヴァの家族に起きた悲報を伝えた。「フィジーのスター、チョスア・トゥイソヴァがラグビーW杯の試合の数時間前に息子の死を知らされる」との見出しで記事が掲載されている。
フィジー代表のチョスア・トゥイソヴァ
英紙「インディペンデント」は、ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会に出場しているフィジー代表、チョスア・トゥイソヴァの家族に起きた悲報を伝えた。「フィジーのスター、チョスア・トゥイソヴァがラグビーW杯の試合の数時間前に息子の死を知らされる」との見出しで記事が掲載されている。
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記事によると、9月30日(日本時間10月1日)のジョージア戦の数時間前、トゥイソヴァは7歳の息子の死を知ったという。試合にはCTBでスタメン出場し、79分間プレー。17-12の勝利に貢献し、決勝トーナメント進出に望みをつないだ。
記事ではトゥイソヴァの父がフィジーの地元メディア「フィジービレッジ」に対し、トゥイソヴァが葬儀のためには帰国しない決断をしたと語ったことが伝えられている。「子供は長い病気の末に亡くなった。フィジーはベスト8進出をかけて日曜日にトゥールーズでプールCの最終戦となるポルトガル戦に臨む」とも報じられている。
ニュージーランド専門メディア「ラグビーパス」公式X(旧ツイッター)は、ジョージア戦後のトゥイソヴァの映像を投稿。現地で応援してくれたファンに丁寧なサイン対応を見せていた。「30分以上かけてファンと会って感謝した。なんてロールモデルだ」とも伝えられ、海外ファンからは「息子の死を悲しみながら、ファンのために笑顔を見せている」「同じ日に息子の死というニュースを聞いたのに。なんてヒーローだ」「信じられない選手であり人間」「なんて素晴らしい男だ! 彼と家族に哀悼の意を表します」「感動的」「信じられない人間性」「これを見て泣いている」などとコメントが寄せられていた。
(THE ANSWER編集部)