「心の底から悔しい」 W杯でメンバー外、ラグビー日本SO李承信が決意の復帰「みんなが祝福を…」
「エキサイティングな気持ちで自分の強みを出していきたい」
22歳。試合だけでなく、W杯期間中に体験するプロセスも糧にしている。
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「本当にいい経験をさせてもらっています。試合には出ていないけど、メンバー外でも味わったことのないプレッシャーがあった。チームでもそのプレッシャーの話をしました。ゲームも目の前で見て肌で感じたことは、これから先の長いキャリアでポジティブなこと。これを22歳で経験できるのはいいこと」
日本は第1戦でチリに快勝したが、第2戦で強豪イングランドに12-34で敗れた。日本とサモアはともに勝ち点5だが、得失点差でサモアが組2位、日本は3位。サモアと世界ランク9位のアルゼンチン戦(10月8日)に勝てば2大会連続の8強入りとなる。しかし、サモアに敗れれば自力突破の可能性が消滅。アルゼンチン戦勝利が絶対条件となり、他国の勝ち点に委ねられる。
日本のSOは松田力也が先発。李はいつでも準備ができている。
「こっちに来て街の雰囲気、スタジアムを見て、テストマッチとW杯は違うんだなと。活躍して期待してくれる人たちに姿を見せたいという気持ちは強くなりました。初出場ですが、エキサイティングな気持ちで自分の強みを出していきたい。明日はプレッシャーになるけど、自分たちにフォーカスしていく。目の前の一瞬、一瞬に集中して勝ち切りたい。相手のスペース、状況を見ながらチョイスして、チームをリードして勝利に貢献したい」
日本は27日午後に練習。公開された冒頭15分ではSH流大が不在だったが、リーチ・マイケル、姫野和樹らが時折笑顔を見せるなど明るい雰囲気で最終調整した。
(THE ANSWER編集部)