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96-0圧勝フランスに痛手 主軸SHデュポンが「脳震盪と顔面骨折の疑い」と英報道【ラグビーW杯】

ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は21日(日本時間22日)、プールAの世界ランク3位のフランスが96-0で同21位ナミビアを下した。14トライ12ゴール(7得点の認定トライ1)で圧倒し、開催国として開幕3連勝。同組首位に浮上した。しかし、ハイタックルを受けたSHアントワヌ・デュポンが交代。病院に搬送され、「脳震盪と顔面骨折の疑い」と英メディアが動画付きで報じている。

ナミビア戦でタックルを受けた後に治療を受けるアントワヌ・デュポン【写真:ロイター】
ナミビア戦でタックルを受けた後に治療を受けるアントワヌ・デュポン【写真:ロイター】

ラグビーW杯プールA

 ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は21日(日本時間22日)、プールAの世界ランク3位のフランスが96-0で同21位ナミビアを下した。14トライ12ゴール(7得点の認定トライ1)で圧倒し、開催国として開幕3連勝。同組首位に浮上した。しかし、ハイタックルを受けたSHアントワヌ・デュポンが交代。病院に搬送され、「脳震盪と顔面骨折の疑い」と英メディアが動画付きで報じている。

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 同国W杯最多得点の裏で暗雲が立ち込めた。フランスは後半5分、パスを出したデュポンが右からCTBヨハン・デイゼルのタックルを受けた。相手の頭が顔に横から入って負傷。デイゼルはシンビン(10分間の一時退場)の末、レッドカードへの変更で退場となった。

 英専門メディア「プラネット・ラグビー」は動画付きで報道。「アントワヌ・デュポンが病院へ搬送 フランスのW杯制覇の希望が危ぶまれる」との見出しを打った。「強烈な勝利には代償を伴ったかもしれない。ナミビアの主将ヨハン・デイゼルのタックルを受けたあと、彼(デュポン)は病院へ搬送された」と報じた。

 さらに「フランス局『フランス2』の報道によると、デュポンは接触の後すぐに病院へ搬送され、脳震盪と顔面骨折の疑いで治療を受けているという」「脳震盪であればフランスのプールA最終戦(10月6日)であるイタリア戦を欠場する可能性があり、顎の骨折であればそれ以上の長期離脱になり得る」と説明している。

 過去3度準優勝のフランスは初優勝へ、開幕戦からニュージーランド、ウルグアイに連勝。ナミビアはイタリア、ニュージーランドに連敗していた。プールAはこの日第3週に入り、3戦目を終えたフランスが勝ち点13で首位に浮上。2試合消化のイタリアが同10の2位、ニュージーランドが同5の3位で続き、ナミビアと同0で並ぶウルグアイが得失点差で4位としている。

(THE ANSWER編集部)

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