フランスが開幕3連勝でA組首位浮上 同国歴代最多96-0、ナミビアを圧倒14トライで容赦なし【ラグビーW杯】
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は21日(日本時間22日)、プールAの世界ランク3位のフランスが96-0で同21位ナミビアを下した。14トライ12ゴール(7得点の認定トライ1)で圧倒し、開催国として開幕3連勝。同組首位に浮上した。W杯初勝利を目指したナミビアは開幕3連敗を喫した。
ラグビーW杯プールA
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は21日(日本時間22日)、プールAの世界ランク3位のフランスが96-0で同21位ナミビアを下した。14トライ12ゴール(7得点の認定トライ1)で圧倒し、開催国として開幕3連勝。同組首位に浮上した。W杯初勝利を目指したナミビアは開幕3連敗を喫した。
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フランスが強さを見せつけた。前半6分、WTBダミアン・プノーが右隅に飛び込んで先制トライ。5-0の同10分には敵陣まで数メートルの左大外へキックパスを通し、折り返しのパスを受けたCTBジョナサン・ダンティがトライを決めた。フランスは同18、21、26、34、38、40分にも立て続けにトライを奪い、前半だけで8トライ7ゴール。早々にボーナスポイントを獲得し、54-0で折り返した。
一矢報いたいナミビアは後半5分、ディバン・ロッソウがインターセプトで抜け出してインゴールへ持ち込んだ。しかし、直前にヨハン・デイゼルがハイタックルしたとされ、トライは取り消しに。デイゼルはシンビン(10分間の一時退場)の末、レッドカードへの変更で退場となった。
1人少ないナミビアに対し、フランスは同8、15、24、28、36分に容赦なくトライを量産。終了間際の40分にもトライを重ねた。蹴り出せばノーサイドの最終プレーでもトライを狙いに行こうとするなど終始圧倒。3連勝を飾った。大会公式SNSによると、フランスにとってW杯史上最多得点という。
過去3度準優勝のフランスは初優勝へ、開幕戦からニュージーランド、ウルグアイに連勝。ナミビアはイタリア、ニュージーランドに連敗していた。プールAはこの日第3週に入り、3戦目を終えたフランスが勝ち点13で首位に浮上。2試合消化のイタリアが同10の2位、ニュージーランドが同5の3位で続き、ナミビアと同0で並ぶウルグアイが得失点差で4位としている。
フランスは10月6日(同7日)にイタリアとのプールA最終戦を迎える。
(THE ANSWER編集部)