イングランド代表公式インスタグラムが動画を公開

　ラグビーワールドカップ（W杯）フランス大会で日本に快勝したイングランドの練習風景が注目を集めている。楕円球ではなく、丸いボールを足と頭を使ったフットバレーで器用にラリー。英ファンからは「ジョーはこれでヘディングスキルを学んだのか」「ジョー・マーラーの練習（笑）」「みんなヘディングを練習したがっている」と日本戦でトライにつながった“あのヘディング”を想起する声が多数寄せられた。

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　室内のコートで大男たちが必死にボールを追いかけた。イングランド代表公式インスタグラムが「ラグビー選手がフットボールをプレーしたとき」と記して投稿した動画。ネットを挟んで青チームと赤チームに分かれた選手たちが、丸いボールを足と頭を使って巧みに打ち合っている。動画には「なんてラリーだ」とのキャプションをつけられた。

　17日（日本時間18日）に行われたプールDの日本戦では、後半16分にPRジョー・マーラーの頭に当たって前に転がったボールをFWコートニー・ローズが拾ってトライ。34-12の勝利につながった。英メディアも「史上最も風変りなトライの1つ」「新しい戦術かも？」と取り上げるなど、珍しい“ヘディング”アシストとして注目を集めた。

　今回の投稿にも、マーラーのプレーを想起する声が多数寄せられた。英ファンからは「つまり、ジョーはこれでヘディングスキルを学んだのか……今全てが理解できたよ！笑」「チーム全体が“トライアシスト”の練習をしているところを見られて嬉しい」「ジョー・マーラーの練習（笑）」「みんなヘディングを練習したがっている」「ちょっと日本戦のよう」といったコメントが集まった。

　マーラー自身は試合後、英放送局「ITV」のインタビューで「計画通りだ。信じないだろうが、私とダン・コール、ジェイミー・ジョージはヘディングの練習をしていたんだ。実を結んでくれたね」と明かしていた。これが日本を惑わした“珍アシスト”誕生の秘訣だったのだろうか。