ラグビーW杯

　ラグビーワールドカップ（W杯）フランス大会に出場している日本代表。そのユニホームに隠された開催国へのリスペクトが海外で話題を呼んでいる。

　17日（日本時間18日）に行われたイングランド戦の直前。ラグビーW杯公式X（旧ツイッター）は「日本チームが敬意を素晴らしい形で見せる　日本がラグビーW杯のホスト国フランスに敬意を表し、試合用ユニホームの前身頃（まえみごろ）にフランスのシンボルであるフルール・ド・リスを添えた」と紹介した。今大会は伝統の赤白ジャージーの胸部分にフランスの国花でもあるフルール・ド・リスのロゴが小さく刻まれており、これを写真付きでクローズアップした形だ。

　初めて知った海外ファンからはコメント欄で称賛の声が寄せられている。

「これは素敵」
「日本人は素晴らしい。とても礼儀正しくてリスペクトがある」
「日本人の開催国に対するリスペクトが好きだ」
「あっぱれな日本」
「日本はいまどき珍しいリスペクトを持った国。我が国での彼らの健闘を祈る」
「日本人を嫌いになることは絶対にない」
「Merci Japan」
「大きな敬意の表れだね」
「粋だね」
「彼らのユニホーム欲しい！」
「彼らがイングランドを倒してくれることを願っている」

　イングランド戦は12-34で敗れ、今大会初黒星を喫したが、日本らしい他者の精神や文化を重んじる心がひそかに話題になっていた。