ラグビーW杯、日本がイングランドに敗北

　ラグビーワールドカップ（W杯）フランス大会は17日（日本時間18日）、世界ランク14位の日本がプールD第2戦で同6位イングランドと対戦。12-34で敗れ、今大会初黒星。4つのトライを許し、イングランド戦は通算11戦全敗となった。イングランド代表のスティーブ・ボースウィックHCは「日本を相手に厳しい試合だった。結果を嬉しく思う」と喜んでいた。

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　前半は13-9と4点リードで折り返したイングランド。55分に松田のPGで12-13と1点差に迫られたが、その後3本のトライに成功。終わってみれば22点差をつけ、ボーナスポイントも獲得した。

　英放送局「ITV」のラグビー専門X（旧ツイッター）では、ボースウィックHCの言葉を動画で伝えた。「とても良くコーチされた日本を相手に厳しい試合だった。結果を嬉しく思う。正しいことをし続ければ報われると分かっていた。選手のことを、そして何より来てくれたサポーターのことを思うととても嬉しい。チームを追っかけてきてくれる素晴らしいサポーターの人たちがいる。彼らが楽しめるように、良い夜を過ごせるようにしたいんだ」と、日本戦の勝利を喜んでいた。

　日本にはこれで11連勝。この日の印象については「日本は37回もボールをキックしていた。日本としては非常に珍しいことだ。それが今夜のコンディションを物語っていたと思う」とコメント。「しかし、1つ明白なことは、ピッチに出たら、当初の計画が何であれ、選手たちは適応し結果を出さなくてはならない。私たちは今日それができた」と語っていた。