「日本は危険。世界で一番動きパス回す」 ラグビーの下剋上の恐怖知るイングランドWTGの警戒心
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会でプールDの日本は、17日(日本時間18日)に強豪イングランドとの一戦を迎える。イングランド代表のWTBジョニー・メイは「わずかな恐怖心と共に生きている」とブレイブ・ブロッサムズの番狂わせに警戒心を露わにした。英紙「ガーディアン」が報じている。
日本時間18日に激突する日本―イングランド
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会でプールDの日本は、17日(日本時間18日)に強豪イングランドとの一戦を迎える。イングランド代表のWTBジョニー・メイは「わずかな恐怖心と共に生きている」とブレイブ・ブロッサムズの番狂わせに警戒心を露わにした。英紙「ガーディアン」が報じている。
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過去日本戦10戦全勝イングランドだが、記事によると、メイは「日本は危険だ」と力説。そして、13年大会では南アフリカを、前回大会もスコットランド、アイルランドという欧州列強を下馬評を覆して倒した日本戦を前に心構えを明かしたという。
「ラグビーは残酷なスポーツで、いつだって足を掬われることがある。試合中、集中を切らすことは許されないし、全てを尽くさなければいけない。それを全部遂行したところで、ラグビーというスポーツでは罰を受けることはよくあるんだ。オレはその恐怖とともに生きている」
実力上位がノーサイドのホイッスルまで全力プレーを貫いたとしても、勝利を掴めない。ラグビーの恐ろしさを知る33歳は日本戦前に追われる立場の心情を吐露。さらに「オレはどちらかと言えば恐怖に突き動かされるタイプ。状況の悪化を心配している」とも語った。
その上で改めて「どちらにしても、ラグビーでは試合時間の全てで気持ちを引き締めておかないといけない。日本は危険なチームだ。彼らは世界のどのチームよりも動き、パスを回してくる。我々はそれに対応しなければいけないし、神経を研ぎ澄ませなければいけない」と慢心を排除する心構えだ。
(THE ANSWER編集部)