チリ主将「あなたたちは我々の歴史の一部」 日本ロッカー訪問で感謝の言葉、ノーサイド精神に反響【ラグビーW杯】
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会で、日本は初戦でチリに42-12で勝利した。試合後、勝った日本のロッカールームをチリの選手が訪問。互いに健闘を称え合い、友好の物々交換を行ったシーンを日本ラグビー協会が公開した。「チリキャプテン良いこと言う!」「ノーサイドの精神が本当に素晴らしい」と映像を視聴したファンの心を打っていた。
W杯初戦を終えた両国がロッカーで交流
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会で、日本は初戦でチリに42-12で勝利した。試合後、勝った日本のロッカールームをチリの選手が訪問。互いに健闘を称え合い、友好の物々交換を行ったシーンを日本ラグビー協会が公開した。「チリキャプテン良いこと言う!」「ノーサイドの精神が本当に素晴らしい」と映像を視聴したファンの心を打っていた。
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日本の試合後のロッカールームに、チリの選手たちがやってきた。選手同士がにこやかに握手で交流。その後、主将の姫野和樹が「カタナ、ソード」と説明し、模造の日本刀をチリに贈呈した。お返しに、チリからは先住民族から受け継がれてきた「トゥルトゥルカ」という楽器が贈られた。
主将のマルティン・シグレンは「皆さんに敬意を込めて贈ります。ご存知のようにチリ代表は初めてのW杯出場になります。たくさんの厳しい練習をして、ここまで辿り着きました。そして、あなたたちはその最初の対戦相手として我々の歴史の一部となりました。全力で戦っていただき、ありがとうございました。とても良い試合になりました」と感謝。温かい拍手に包まれたが、実際に演奏しようとするとうまくできず、ロッカールームは爆笑に包まれた。
13日に日本ラグビー協会公式YouTubeチャンネルにて公開された映像。ファンからは「終わったらニコニコして健闘称えあって、ほんとみんな揃って心もイケメン」「こういう裏側を見ると、いつも感動して泣けるなぁ」「チリキャプテン良いこと言う!チリ代表の記念すべき初対戦国として歴史の一部になった!」「試合後に交流するのめちゃくちゃ良いな」「ノーサイドの精神が本当に素晴らしい」「こんな映像見たら泣いてまうやろー!」などと交流に対する反響が集まっていた。
日本ラグビー協会の公式YouTubeチャンネル「JAPAN RUGBY TV」は、インサイドストーリー「Go With The Brave」としてW杯に向けた合宿などを定期的に公開。今回の映像では、チリ戦に向けた舞台裏の様子がさまざま紹介されており、ファンにとってはたまらない内容になっている。
(THE ANSWER編集部)