日本代表へ「我々の歴史の一部です」 チリ戦後ロッカーであった友好の物々交換、最後は爆笑の結末【ラグビーW杯】
日本ラグビー協会は13日、公式YouTubeチャンネルを更新し、ワールドカップ(W杯)フランス大会で9日(日本時間10日)に日本代表が戦ったチリ戦の舞台裏を公開した。その中で試合後、勝った日本のロッカールームに敗れたチリが訪問。互いに健闘を称え合い、友好の物々交換を行った場面も収められていた。
日本ラグビー協会公式YouTubeチャンネルがチリ戦の舞台裏を公開
日本ラグビー協会は13日、公式YouTubeチャンネルを更新し、ワールドカップ(W杯)フランス大会で9日(日本時間10日)に日本代表が戦ったチリ戦の舞台裏を公開した。その中で試合後、勝った日本のロッカールームに敗れたチリが訪問。互いに健闘を称え合い、友好の物々交換を行った場面も収められていた。
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ラグビーらしいノーサイドの精神が凝縮された場面だった。42-12で勝利した日本の試合後のロッカールーム。そこにチリの選手たちがやってきた。そして、選手同士がにこやかに握手を交わして交流。その後には主将の姫野和樹が「カタナ、ソード」と説明し、模造の日本刀をチリに贈呈。すると、チリからは先住民族から受け継がれてきた「トゥルトゥルカ」という楽器が贈られた。
主将のマルティン・シグレンは「皆さんに敬意を込めて送ります。ご存知のようにチリ代表は初めてのW杯出場になります。たくさんの厳しい練習をして、ここまで辿り着きました。そして、あなたたちはその最初の対戦相手として我々の歴史の一部となりました。全力で戦っていただき、ありがとうございました。とても良い試合になりました」と感謝。温かい拍手に包まれたが、実際に演奏しようとするとうまくできず、ロッカールームは爆笑に包まれた。
日本ラグビー協会の公式YouTubeチャンネル「JAPAN RUGBY TV」は、インサイドストーリー「Go With The Brave」としてW杯に向けた合宿などを定期的に公開。今回の映像では、チリ戦に向けた舞台裏の様子がさまざま紹介されており、ファンにとってはたまらない内容になっている。
(THE ANSWER編集部)