迫る日本のラグビーW杯初戦 英メディアが注目する2人「自身溢れるキッカー」「空中、地上でも脅威」
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会が開幕。10大会連続10回目の出場となる日本代表は10日、初戦でチリと激突する。英メディアは各国の注目選手を挙げているが、日本からはSO李承信、LOワーナー・ディアンズが挙がっている。
日本は10日にチリとの初戦
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会が開幕。10大会連続10回目の出場となる日本代表は10日、初戦でチリと激突する。英メディアは各国の注目選手を挙げているが、日本からはSO李承信、LOワーナー・ディアンズが挙がっている。
【注目】一度だけの人生、好きなだけスポーツを スポーツを楽しむすべての女性を応援するメディア「W-ANS ACADEMY(ワンス・アカデミー)」はこちら
「オーウェン・ファレル、ジョニー・セクストン、ダン・ビガー、フィン・ラッセルらのフライハーフが決定打となる」との見出しで各国のフライハーフを特集した英公共放送「BBC」では、李承信が日本の注目選手に挙がった。「パシフィックネイションズカップでジェイミー・ジョセフHCが頼った22歳のリは、キックでこの大会22得点を記録し、それ以降2019年のW杯メンバーであるリキヤ・マツダ以上に推されてきた」とキックの正確性を伝えた。
同記事では「彼は自信に溢れるゴールキッカーで、プール第2戦ではイングランドの規律の乱れの代償を払わせるだろう」と、日本が2戦目で対戦する強豪イングランド相手の活躍が期待されている。
また英データ分析会社「オプタ・アナリスト」は「ラグビーワールドカップで各チームから注目すべき1選手」との見出しで、BBC同様に各チームの注目選手をピックアップ。日本からはワーナー・ディアンズが挙げられた。
「ブレイブ・ブロッサムズが再び逆境を突破するのに確実に貢献する選手の一人」として挙がった身長201センチのロックについて「空中でも地上でも脅威となるディアンズは、過去2シーズンで日本リーグワンのディビジョン1で最多キャリー(211回)と、最多ラインアウトスティール(16回)を記録した。ディアンズは昨シーズン、リーグのどのロックよりも多くのメートルをも獲得した(354メートル)」と記事では伝えている。
さらに「ニュージーランド代表の資格も持つディアンズは、昨秋にブレイブ・ブロッサムズがオールブラックスに7点差まで迫った試合で初の代表トライを決めた」とも注目している。
(THE ANSWER編集部)