ラグビーW杯が開幕

　ラグビーワールドカップ（W杯）フランス大会が8日（日本時間9日）に開幕。プールAでは、世界ランク3位のフランスが同4位ニュージーランドを27-13で撃破した。フランスが白星スタートの歓喜に沸く一方、ニュージーランドに反則の疑いがあった事を海外メディアが写真とともに指摘。そのままトライを決めたこともあって「完全にフォワードだ」「違う。ラインズマンは目の前にいる」と海外ファンの間でも賛否両論となっている。

　8-9の後半2分、微妙なシーンが生まれた。オールブラックスのWTBリーコ・イオアネが敵陣中央の残り30メートル付近から左に展開。受け取ったWTBマーク・テレアが左隅に駆け込み、一時逆転のトライを決めた。

　しかし、フランス選手はボールを前に投げるスローフォワードの反則をアピール。母国の客席も大ブーイングを浴びせた。英専門メディア「プラネット・ラグビー」の公式X（旧ツイッター）は「フォワードか？　マーク・テレアが2本目！」との文面で動画を投稿。海外ファンから賛否両論が集まった。

「完璧なパスだ」
「大丈夫に見えるけど」
「手は後ろに行っている。素晴らしい動き」
「フラットに見える」
「違う。ラインズマンは目の前にいる」
「完全にフォワードだ」
「イエス。フォワードだ」
「議論の余地なし。3メートル前進している……」
「明らかにフォワードだよ」
「もちろんフォワードだね」

　また海外ラグビー専門メディア「ラグビーパス」のフランス版公式Xでは、、イオアネがボールを左に送った時点と、テレアがボールを受ける場面の写真を比較。スローフォワードを指摘するかのような投稿をしていた。