トップリーグ中止で元NZ主将が帰国 空港で“別れの敬礼”「母国の感染拡大と闘う」
日本ラグビー協会は23日、新型コロナウイルスの影響で今季のトップリーグ全試合を中止とすることを発表した。リーグ不成立となり、昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)でニュージーランド代表主将を務めたキーラン・リード(トヨタ自動車)は24日にインスタグラムを更新。敬礼ポーズの画像を公開し、帰国することを報告している。
23日にトップリーグ全試合中止決定、元NZ主将リードが帰国へ
日本ラグビー協会は23日、新型コロナウイルスの影響で今季のトップリーグ全試合を中止とすることを発表した。リーグ不成立となり、昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)でニュージーランド代表主将を務めたキーラン・リード(トヨタ自動車)は24日にインスタグラムを更新。敬礼ポーズの画像を公開し、帰国することを報告している。
愛する家族の下へと向かう。リードは空港で撮影した1枚の画像を投稿。帽子を被り、右手で敬礼のポーズを取っている。髭を整え、凛々しい表情のままカメラ目線だ。後ろには航空機が写っている。そして、こうつづっている。
「家族のいる家に向かうということは素晴らしいことだ。ニュージーランドの感染拡大に立ち向かおう。私たちの国のために自分たちの役割をしっかり果たそう」
代表引退を表明していたW杯では、オールブラックスの主将として奮闘。3位決定戦で勝利した直後は子供3人をフィールドに招き入れるなど、仲睦まじい親子愛を見せていた。今季からトヨタ自動車に加入。無念のリーグ中止となったが、母国でも戦う覚悟を示したようだ。
(THE ANSWER編集部)