W杯決勝の客席は「カタールの恥、FIFAの恥だ」 満員8万8966人で目立った空席に海外波紋
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は18日(日本時間19日)に決勝が行われ、アルゼンチンがフランスと延長戦を終えて3-3で決着がつかず、PK戦を4-2で制して36年ぶり3度目の優勝を掴んだ。サッカー史に残る激闘は全世界に熱狂と興奮をもたらしたが、スタジアムには空席がちらほら。英メディアは「試合が進んでも埋まらなかった」と報じている。
主催者発表では8万8966人の満員だった決勝戦
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は18日(日本時間19日)に決勝が行われ、アルゼンチンがフランスと延長戦を終えて3-3で決着がつかず、PK戦を4-2で制して36年ぶり3度目の優勝を掴んだ。サッカー史に残る激闘は全世界に熱狂と興奮をもたらしたが、スタジアムには空席がちらほら。英メディアは「試合が進んでも埋まらなかった」と報じている。
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アルゼンチンが2点をリードしながらフランスが追いつき、延長戦でも1点ずつを取り合って120分間で決着がつかなかった決勝。最後はPK戦でアルゼンチンに凱歌が上がり、メッシをはじめアルゼンチンの選手たちは、詰めかけたサポーターたちと喜びを分かち合った。
しかし、主催者側が発表した観衆は8万8966人の満員だったにもかかわらず、スタンドには空席も見られた。英紙「インディペンデント」は「W杯決勝が多くの空席の前で行われる」との見出しで報道。記事内では「リオネル・メッシが長くつかめなかったトロフィーを獲得する瞬間を見ようと、数多くのアルゼンチンサポーターが詰めかけたにもかかわらず、スタジアムは試合開始時に満員ではなかった」と記しした。
さらに「アルゼンチンが前回王者のフランスを2-0でリードした後半開始時には、空席が劇的に増えていた」「8万8966人収容のスタジアムは空席だらけで、試合が進んでもそれは埋まらなかった」と指摘した。
記事では「これはW杯決勝だぞ! FIFAにとって大きな恥だ」「W杯決勝で空席があることは、今大会が成功だったという神話を壊滅させるものだ」「後半開始時点で空席だらけだと? カタールがサッカーに熱狂的であるという神話が破滅した。カタールの恥、FIFAの恥だ」といったファンによるツイッターの声も紹介している。
(THE ANSWER編集部)