アルゼンチン―オランダ戦で乱闘寸前の事態 危険タックル→ボール敵ベンチ蹴り込み
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は9日(日本時間10日)、アルゼンチン―オランダ戦で乱闘寸前のアクシデントが起きた。
カタールW杯準々決勝
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は9日(日本時間10日)、アルゼンチン―オランダ戦で乱闘寸前のアクシデントが起きた。
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2-1でリードした後半44分、アルゼンチンMFパレデスが自陣右サイドの守備でオランダDFアケに対し、タイミングが遅れて足首を削るように激しくスライディング。さらに奪ったボールをすぐさま蹴り出したが、これが目の前のオランダベンチへ。一連の行動に怒ったオランダベンチが飛び出し、一人の選手がパレデスを激しく突き飛ばした。両チームの選手が集まり、一触即発のムード。最終的にパレデスのイエローカードのみでこの場面は終わった。
試合は前半35分、アルゼンチンのFWメッシがドリブルでペナルティエリア手前の中央に侵入し、絶妙なスルーパスを送ると、DFモリーナが走り込んで流し込んで先制した。さらに後半28分には味方が獲得したPKをメッシが落ち着いて成功。しかし、後半33分にオランダのFWエグホルストが1点を返し、試合は大接戦の展開に。4強進出をかけて1点を争い、両チームが緊迫した状況になっていた。
試合は後半アディショナルタイム11分台に突入した場面でオランダに同点ゴールが生まれ、2-2で延長戦へ。そのピッチ上でも再び両チームの選手がもみ合う場面があり、イエローカードは計10枚と大荒れの試合となっている。
(THE ANSWER編集部)