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森保監督が「思いがけない行動に出た」 W杯中に試合以外で世界を驚かせた日本人の姿

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で敗退した日本代表の森保一監督の行いが、海外で一躍脚光を浴びた。5日(日本時間6日)の決勝トーナメント1回戦でクロアチアに敗戦。試合後には深々と一礼した。海外の経済紙は画像付きで注目し、「日本では頭を下げることを『ojigi』と呼ぶ」と日本文化を報じた。

日本の森保一監督【写真:ロイター】
日本の森保一監督【写真:ロイター】

日本人のお辞儀にインド経済紙が注目

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で敗退した日本代表の森保一監督の行いが、海外で一躍脚光を浴びた。5日(日本時間6日)の決勝トーナメント1回戦でクロアチアに敗戦。試合後には深々と一礼した。海外の経済紙は画像付きで注目し、「日本では頭を下げることを『ojigi』と呼ぶ」と日本文化を報じた。

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 PK戦の末に敗れた日本。森保監督は試合後に体を90度折り曲げて一礼した。両腕を側面に添え、丁寧な姿。この様子がスペイン、韓国のメディアやFIFAからも称賛を浴びていたが、インドの経済紙「エコノミック・タイムズ」は背景にある日本文化にも着目。森保監督の光景を伝えた。

「クロアチアに敗れた日本のハジメ・モリヤスがファンの前で頭を下げたことは威厳と気品を再定義した」と題された記事で特集。森保監督のお辞儀についてこう描写した。

「試合後、観客たちは落ち着きと感謝の光景を目の当たりにした。ハジメ・モリヤスが観客の前に立ち、思いがけない行動に出たのだ。彼は観客に向かって頭を下げた。予想外の光景は見る人たちの心を動かした。この様子はすぐにネット上に拡散された」

 さらに海外では馴染みの薄い一礼を説明。「日本では頭を下げることを『ojigi』と呼ぶ」と記し、「それは日本人にとって重要なエチケットと考えられている。幼い頃から教えられ、敬意を意味する。宗教的な場面だけではなく、社会的な場面でも使われ、謝罪や感謝の意味を持つ」と詳細を加えた。

 強豪国に対する大金星、試合後のサポーターによる清掃活動など、大会のいたる場面で海外の注目を集めた日本。「ojigi」という文化も確かに伝わっていたようだ。

(THE ANSWER編集部)


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