「目覚ましい負傷闘魂で韓国サッカーに希望」 勇敢に散った16強敗退を地元メディア称賛
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は5日(日本時間6日)、決勝トーナメント1回戦が行われ、韓国はブラジルに1-4と大敗。日本、オーストラリアを含め、グループリーグを突破したアジア勢3か国は16強で全滅となった。韓国メディアは「12年ぶりベスト16で韓国サッカーに希望を与えてくれた」と報じている。
ブラジルに1-4で敗れた韓国、12年ぶりのベスト16入り
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は5日(日本時間6日)、決勝トーナメント1回戦が行われ、韓国はブラジルに1-4と大敗。日本、オーストラリアを含め、グループリーグを突破したアジア勢3か国は16強で全滅となった。韓国メディアは「12年ぶりベスト16で韓国サッカーに希望を与えてくれた」と報じている。
【特集】初代金メダリストが次世代に繋ぐサポートの輪「夢を持ってくれたら」 / スケートボード・堀米雄斗選手インタビュー(GROWINGへ)
完敗だった。韓国は前半7分、ビシニウスに先制点を許すと、6分後にはペナルティエリアでファウルを犯し、PKを献上。怪我から復帰したネイマールに決められた。さらに29分にリシャルリソン、36分にパケタと立て続けに失点。前半だけで4失点し、サポーターも呆然とした様子だった。後半31分にはFKのこぼれ球からペク・スンホが豪快なミドルを決め、1点を返したが、反撃はここまで。
2日にアルゼンチンに敗れたオーストラリア、この直前にクロアチアに敗れた日本に続き、16強進出したアジア勢は全滅となった。韓国放送局「SBS」は「前半4ゴール、ブラジルの強力な力に崩れた…準々決勝進出ならず」との見出しで記事を掲載した。
「ベント号は世界最強のブラジルの高い壁を実感し、ベスト8入りはならなかったが、目覚ましい負傷闘魂とワンチーム、そして一丸となった組織力で12年ぶりのベスト16入りを果たし、韓国サッカーに希望を与えてくれました」。ベント監督の下、負傷者も出ながら戦い抜いたチームを称えた。
また、韓国サッカー協会公式ツイッターは「最高の感動を与えてくれた選手たち、そしてコーチングスタッフと支えてくれたスタッフの皆様に惜しみない激励と拍手をお願いします」とサポーターに呼びかけていた。
(THE ANSWER編集部)