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森保監督に世界中が手のひら返し 酷評もあった海外メディア「W杯最も積極的な監督だ」

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は1日(日本時間2日)、グループリーグE組で日本がスペインに2-1で勝利。1位通過で決勝トーナメント進出を決めた。0-1で敗れたコスタリカ戦後、海外メディアからは森保一監督の采配を疑問視する声も上がったが、見事に世界が手のひら返し。「モリヤスの傑作だ」「今大会で最も積極的な監督だ」などとツイッター上の海外記者から称賛が送られている。

スペイン戦を指揮する森保一監督【写真:ロイター】
スペイン戦を指揮する森保一監督【写真:ロイター】

カタールW杯

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は1日(日本時間2日)、グループリーグE組で日本がスペインに2-1で勝利。1位通過で決勝トーナメント進出を決めた。0-1で敗れたコスタリカ戦後、海外メディアからは森保一監督の采配を疑問視する声も上がったが、見事に世界が手のひら返し。「モリヤスの傑作だ」「今大会で最も積極的な監督だ」などとツイッター上の海外記者から称賛が送られている。

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 初戦でドイツを撃破して称賛された森保監督。一転、コスタリカに敗れた試合後は米大手スポーツ専門局「ESPN」が「日本が活気と、もしかするとW杯の望みを失ってしまったかもしれないと感じる退屈な内容」とのタイトルで厳しく論評し、森保監督を糾弾するなど海外メディアから手腕を疑問視された。

 この試合も、先発待望論のあった三笘薫は途中から起用。守備の陣形を変えて大敵スペインに立ち向かった。序盤に1点を失うも、後半から途中出場した堂安が同点ゴール。三笘も田中碧の逆転弾を演出するなど、後半見事に2点を奪って勝利した。

 これにはツイッター上の海外記者からも手のひら返しの称賛が次々に送られた。パキスタンメディア「BOLネットワーク」などに寄稿するジャーナリストのファリド・ハン氏は「ハジメ・モリヤスはハンジ・フリック(ドイツ)とルイス・エンリケ(スペイン)をグループリーグで下した。スペインはFIFAランク7位でドイツは同11位。日本は同24位だ。彼の名に敬意を示せ」と記した。

 米スポーツベッティングのニュースメディア「アクション・ネットワーク」のアンソニー・ダッブンド記者は、日本のポゼッション率がわずか17.7%だったことに注目。「モリヤスの傑作だ」と称え、インド放送局「Sports18」でワールドカップ中継のホストを務めるアナント・ティアギ氏も同じデータについて「モリヤス・ボールで勝利」と反応した。

 英ロンドン地元紙「イズリントン・ガゼット」のアーセナル番ジョシュ・バンティング記者は「ハジメ・モリヤスはここまで、今大会で最も積極的な監督だ。選手交代を完璧なタイミングで行っている。今夜も采配的中で試合を変えた。リツ・ドウアンはインパクトを与え、優れたプレッシングと強度で、またもや素晴らしかった」と、途中交代で入った選手が結果を残していることを評価した。

 また米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のジャック・ピットブルック記者は「モリヤスはなんて監督だ!」と驚いた様子で、「彼のハーフタイムのシステム変更はドイツ戦を変え、途中出場選手が勝利をもたらした。今夜、後半から投入した選手たちで試合をコントロールし、勝利を掴むとスペインに譲らなかった」と、試合途中から違った姿を見せた日本を称えた。

(THE ANSWER編集部)


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