「正直ドイツは怒ってる」「この事件は議論される」 日本のVAR得点に海外記者から疑問続出
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は1日(日本時間2日)、グループリーグE組で日本がスペインに2-1で逆転勝ち。勝ち点6のグループ首位で決勝トーナメント(T)進出を決めた。敗れたスペインは勝ち点4の2位で決勝T進出を決めたものの、後半6分の田中碧が2点目を入れた逆転シーンについて海外記者からも「この事件は、間違いなく議論されることだ」と疑問の声が上がっている。
カタールW杯、日本―スペイン戦
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は1日(日本時間2日)、グループリーグE組で日本がスペインに2-1で逆転勝ち。勝ち点6のグループ首位で決勝トーナメント(T)進出を決めた。敗れたスペインは勝ち点4の2位で決勝T進出を決めたものの、後半6分の田中碧が2点目を入れた逆転シーンについて海外記者からも「この事件は、間違いなく議論されることだ」と疑問の声が上がっている。
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後半6分、右サイドから堂安律のクロスがファーに流れたが、三笘薫がライン際から折り返し、最後は田中が押し込んだ。三笘の折り返しがゴールラインを割っていたかどうか、VAR判定となったが、長い検証の末にゴールを認定。日本の2点目が記録された。
スペイン国内のファンやメディアからも不満の声が上がっていたシーン。かなり際どい判定ではあるが、最先端のテクノロジーで導き出された得点でもある。それでも、ツイッター上で疑問を持つ海外記者も少なくなく、カナダ公共放送「CBC」のスポーツ記者ヴィヴェック・ジェイコブ氏は「日本の2点目となったボールはラインを越えているように見える」とつづった。
インドサッカーメディア「レブ・スポーツ」のシャブハヤン・チャクラボルティ記者も「正直ドイツは怒っているだろう。日本対スペインでのこの事件は、間違いなく議論されることだ」と記した。米国営放送「ボイス・オブ・アメリカ」のケネディ・ワンデラ記者も「最近のVARは茶番だ。スペインはここで騙されたと思うだろう。ボール全体がアウトになっていると見える」とVAR技術自体に疑問の声を上げていた。
(THE ANSWER編集部)