W杯中に追放のカメルーンGKが騒動に初告白「国への愛情を示したい」「決断を尊重」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)に出場していたカメルーン代表GKのアンドレ・オナナが29日、チーム離脱に対して初告白した。「国への愛情を示したい」「決断を尊重」と明かしている。
カメルーン守護神オナナが言及
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)に出場していたカメルーン代表GKのアンドレ・オナナが29日、チーム離脱に対して初告白した。「国への愛情を示したい」「決断を尊重」と明かしている。
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カメルーンの守護神GKオナナは、スイスとのグループリーグ初戦で先発。しかし、セルビアとの2戦目はメンバー外だった。プレースタイルをめぐり、リゴベール・ソング監督と対立。“追放”と海外メディアに報じられ、大会中にもかかわらずチームから離脱することが決まった。
オナナは29日にツイッターを更新。文面に「公式な声明」とつづり、騒動に関して初告白した。投稿した画像ではこう記している。
「私は自分の国と代表チームへの愛情を示したい。昨日、私はカメルーンを助けるためにグラウンドに立つことを許されなかった。いつも私がしているように、チームの目標を達成する助けをすることを。私はいつもいい意味でチームを成功に導けるように動いてきた。
私はサッカー選手がしばしば経験する状況を解決する方法を見つけようと全身全霊で尽くしてきた。しかし、先方にはその意思はなかった。理解するのが難しい時もあった。しかしながら、私はいつも、私たちのチームと国の成功を追い求める責任者の決断を尊重し、支持している。
私はチームメートを最大限にサポートする。なぜなら、私たちはこの大会でずっと先まで進むことができると示してきたから。
人として選手として、私が奨励してきた価値観は私を私たらしめるものであり、私の家族が子どもの頃から私に与えてくれたものだ。カメルーンを代表することはいつも名誉なことだった」
カメルーンはG組で勝ち点1の3位。2日(日本時間3日)に決勝トーナメント進出を懸け、優勝候補のブラジルと対戦する。
(THE ANSWER編集部)