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カタールW杯の宿舎は「地獄のような暑さ」 1泊3万円、宿も変えられない日本人が悲鳴

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)はファンが利用する宿泊施設の劣悪な環境が話題を呼んでいる。英公共放送「BBC」もその一つを特集し、実際に利用するサポーターを直撃。日本人からは「昼間は地獄のような暑さ。砂漠です」の声が上がったという。

カタールW杯開会式が行われるアル・ベイト・スタジアム【写真:ロイター】
カタールW杯開会式が行われるアル・ベイト・スタジアム【写真:ロイター】

英BBCが利用者にインタビュー「ここでは寝るだけにする」

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)はファンが利用する宿泊施設の劣悪な環境が話題を呼んでいる。英公共放送「BBC」もその一つを特集し、実際に利用するサポーターを直撃。日本人からは「昼間は地獄のような暑さ。砂漠です」の声が上がったという。

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 英公共放送局「BBC」は「1泊175ポンド(約2万9200円)のファンビレッジ」と題した記事を掲載し、宿泊者にインタビューを実施。その中で2週間滞在する日本人が取材に応じた。まだ施設内は工事中の箇所もあるようで「昼間は地獄のような暑さ。砂漠です。暑すぎます」と言い、さらに「宿泊地を変えることはできない。日本戦を見るまで受け入れないといけません」「ここでは寝るだけにする。街を探索して、ここにいたくないです」と嘆いたという。

 一方で、メキシコの応援に来たスペイン在住の夫婦は「1泊175ポンドです。正直言って、予想外でした」と言い、「世界中をバックパックしているよう。並みのホテルじゃない」と話したといい、利用者にとっては驚きを隠せない環境のようだ。

 しかし、記事内で「ひとつ小さな点だが良いことは」と記述。「スタッフは活気があって親切。いつも笑っている。水がいつどこで買えるのか、それを買うにはリストバンドが必要かどうかなどを教えてくれる」としており、サービスは親切であるのかもしれない。

 今大会を巡っては開幕前から宿泊施設の環境の悪さが話題になっている。英紙「ガーディアン」も21日に米国―ウェールズ戦が行われるアフメドビンアリー・スタジアムに隣接する宿泊施設「The Rawdat Al Jahhaniya」を現地取材し、建設の遅れが目立っていることなどを伝えていた。

(THE ANSWER編集部)

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