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ラグビーW杯、もう一つのノーサイド 試合後のスタジアムを優しさで包む、子どもたちの笑顔

連日熱戦が繰り広げられているラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会。「THE ANSWER」は開幕戦から決勝戦まで現地取材するカメラマン・イワモトアキト氏のフォトコラムを随時掲載する。今回は試合後のピッチにあるもう一つのノーサイド。

日本代表とサモア代表の試合後のピッチには、可愛らしい子どもたちの笑顔があった【写真:イワモトアキト】
日本代表とサモア代表の試合後のピッチには、可愛らしい子どもたちの笑顔があった【写真:イワモトアキト】

ラグビーW杯フランス大会 カメラマン・イワモトアキト氏のフォトコラム

 連日熱戦が繰り広げられているラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会。「THE ANSWER」は開幕戦から決勝戦まで現地取材するカメラマン・イワモトアキト氏のフォトコラムを随時掲載する。今回は試合後のピッチにあるもう一つのノーサイド。

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健闘を讃えあうウルグアイ代表のバルタサル・アマヤ(左)とイタリア代表のファン・イグナシオ・ブレクス【写真:イワモトアキト】
健闘を讃えあうウルグアイ代表のバルタサル・アマヤ(左)とイタリア代表のファン・イグナシオ・ブレクス【写真:イワモトアキト】

 戦いの余韻が残るピッチで無邪気に走り回る子どもたち。その姿が、すべての人の心を清らかにさせてくれる。ノーサイド、それはまさにラグビーの景色だ。

南アフリカとの試合後、優しい父親の顔を見せるアイルランド代表のジョニー・セクストン【写真:イワモトアキト】
南アフリカとの試合後、優しい父親の顔を見せるアイルランド代表のジョニー・セクストン【写真:イワモトアキト】

 試合後のピッチには子どもたちの笑顔が欠かせない。喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、すべての感情の昂りを子どもたちの存在が静めてくれる。

試合後に赤ちゃんを優しく抱くトンガ代表のマラカイ・フェキトア【写真:イワモトアキト】
試合後に赤ちゃんを優しく抱くトンガ代表のマラカイ・フェキトア【写真:イワモトアキト】

 戦士の顔から、父親の顔へと戻る選手たち。傷だらけの太い腕が、小さな体をぎゅっと抱きしめる。その時、スタジアムは優しさで包み込まれる。

■イワモト アキト / Akito Iwamoto

 フォトグラファー、ライター。名古屋市生まれ。明治大を経て2008年に中日新聞入社。記者として街ネタや事件事故、行政など幅広く取材。11年から同社写真部へ異動。18年サッカーW杯ロシア大会、19年ラグビーW杯日本大会を撮影。21年にフリーランスとなり、現在はラグビー日本代表の試合撮影のほか、JAPAN RUGBY LEAGUE ONEオフィシャルフォトグラファーを務める。

(イワモト アキト / Akito Iwamoto)

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