「魅力的な姿」 性別騒動に揺れた五輪女子ボクサーの最新投稿を米報道「花柄のトップスに…」
パリ五輪のボクシング女子66キロ級で金メダルを獲得したイマネ・ケリフ(アルジェリア)の最新投稿に米メディアが注目している。インスタグラムに投稿した動画に対し、米紙「ニューヨーク・ポスト」が「魅力的な姿を披露した」と伝えた。
ケリフがインスタ更新
パリ五輪のボクシング女子66キロ級で金メダルを獲得したイマネ・ケリフ(アルジェリア)の最新投稿に米メディアが注目している。インスタグラムに投稿した動画に対し、米紙「ニューヨーク・ポスト」が「魅力的な姿を披露した」と伝えた。
まず現れたのは、黒いシャツを着て髪を後ろで束ねたケリフが赤いグラブをはめてパンチを打つ姿。画面がグラブで覆われて暗くなると、今度は髪を下ろしたケリフが現れた。
米紙「ニューヨーク・ポスト」は「アルジェリアのボクサー、イマネ・ケリフはパリ五輪で金メダルを獲得した後、水曜に新しい動画で魅力的な姿を披露した」と表現した。
動画の中身について「25歳のアスリートが緩いカールヘア、ピンクのアイシャドウ、それにマッチしたリップグロスをつけている様子が映し出される」「彼女は先週金曜に中国の楊柳を破って獲得した金メダルとともに、花柄のトップスにマッチしたイヤリングを身につけていた」と伝えた。
ケリフと同57キロ級金のリン・ユーチン(台湾)を巡っては、国際ボクシング協会(IBA)が主催する昨年の世界選手権の検査で、XY染色体を持つと証明され、出場権が剥奪。しかし国際オリンピック委員会(IOC)は2人が東京五輪や世界選手権に女性として問題なく出場した経歴を強調。「彼女たちは突然適正な手続きなく失格させられた」と出場権剥奪の不当性を指摘し、過去の大会と同様に2人をパリ五輪に出場させた。
しかし、ケリフは一貫して海外メディアを通じ「私が女性であることは全世界が知っている」と主張。大会後には英紙「デイリーメール」が、ケリフがオンラインでハラスメントを受けたとしてフランス当局へ訴訟を開始したこと、告訴状にはテスラ社CEOのイーロン・マスク氏や小説「ハリー・ポッター」シリーズ作者のJ・K・ローリング氏といった著名人の名前が挙がっていると伝えていた。