サニブラウン、100m余裕の組2着で準決勝進出 五輪日本人最高10秒02「まずまず良い感じ」最後は横を見る
パリ五輪は3日、陸上男子100メートル予選が行われ、サニブラウン・ハキームが10秒02(無風)で組2着。順当に準決勝進出を決めた。
パリ五輪
パリ五輪は3日、陸上男子100メートル予選が行われ、サニブラウン・ハキームが10秒02(無風)で組2着。順当に準決勝進出を決めた。
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2度目の五輪を順調に滑り出した。4レーンのサニブラウンは良いスタートを切ると中盤まで先頭に立つ。後半ラスト20メートルはやや緩め、最後は隣の選手の様子を確認しながらゴールした。タイムは五輪の日本人歴代1位の10秒02。余裕たっぷりに予選を突破した。
レース後は「まずまず良い感じで走れたので良かった。(10秒02の五輪日本人最高タイムは)何も考えていない」と振り返り、準決勝に向けて「みんな全力で走ると思う。そこにプレッシャーを感じず、自分のレースをできればしっかりと決勝に行けると思う」と話した。
自己記録9秒97を持つ25歳のサニブラウンは五輪初出場となった2021年東京大会は200メートルに出場し、予選敗退。しかし、翌年の世界陸上で日本人初となる100メートル決勝に駒を進めた。世界大会で同種目決勝進出は1932年ロサンゼルス五輪の吉岡隆徳以来、90年ぶりの快挙。決勝で7位入賞した。2023年は同大会6位に入り、さらに順位を1つ上げた。
パリ五輪はそれに続く決勝進出、そしてメダル獲得を目標にしている。
(THE ANSWER編集部)