逆転V松山英樹、プレーオフの“超絶ベタピン”に米絶賛「ウッズさえこんなのない」
米男子ゴルフのソニー・オープン最終日が16日(日本時間17日)、米ハワイ州ワイアラエCC(7044ヤード、パー70)で行われ、2打差の2位で出た松山英樹(LEXUS)は7バーディー、ボギーなしの63。通算23アンダーで並んだラッセル・ヘンリー(米国)とのプレーオフを1ホール目で制した。アジア人最多に並ぶ米ツアー通算8勝目。PGAツアーが土壇場で見せたミラクルショットの動画を公開すると、米記者から「凄すぎ…ウッズでもこれはない」と絶賛の嵐が巻き起こっている。
松山英樹がアジア人最多タイ8勝目、プレーオフのスーパーショットが凄い
米男子ゴルフのソニー・オープン最終日が16日(日本時間17日)、米ハワイ州ワイアラエCC(7044ヤード、パー70)で行われ、2打差の2位で出た松山英樹(LEXUS)は7バーディー、ボギーなしの63。通算23アンダーで並んだラッセル・ヘンリー(米国)とのプレーオフを1ホール目で制した。アジア人最多に並ぶ米ツアー通算8勝目。PGAツアーが土壇場で見せたミラクルショットの動画を公開すると、米記者から「凄すぎ…ウッズでもこれはない」と絶賛の嵐が巻き起こっている。
これがマスターズ王者王者の底力だ。18番で行われたプレーオフ1ホール目。残り277ヤード、フェアウェーからの第2打だった。日が傾いたコースで渾身の一振り。ボールはグリーンに着弾し、ピンそば1メートル弱まで寄った。本場のギャラリーは大歓声。ボギーだったヘンリーに対し、イーグルを奪い、逆転優勝を決めた。
PGAツアーは公式SNSで動画を公開。米記者は続々と称賛のツイートをしている。米専門メディア「ゴルフ.com」などに寄稿するジェフ・エイゼンバンド記者は「277フィートを3フィートまでに詰める。この男はスペシャルだ」と興奮。米ニュースサイト「メディエイト」のコラムニスト、ジョン・ジーグラー氏は「凄すぎる…。タイガー・ウッズでさえプレーオフでこんな素晴らしいショットで勝ったことはないだろう」と手放しで褒めちぎった。
米放送局「NBC・パームスプリング」でスポーツレポーターを務めていたオリビア・ガーベイ氏も「完璧だ! ヒデキ・マツヤマ、ソニーオープン勝利おめでとう」と祝福した。崔京周(韓国)のアジア人最多勝記録に並ぶ米ツアー通算8勝目。昨年10月のZOZOチャンピオンシップ以来、今季2勝目を逆転で飾った。1983年に青木功が日本男子初の米ツアー優勝を果たした大会。39年ぶりに日本人が輝きを放ち、米記者も称えている。
(THE ANSWER編集部)