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奥原や「タカマツ」組に続く勢力多数、ライバル対決も注目 ヨネックスOP女子編

ダブルスは世界1位の「タカマツ」、世界選手権銀メダルの福島・廣田組など激戦

 そして、ダブルスは、シングルス以上に国内の代表格争いが激しい。なんと、世界ランク(9月14日発表)の10位以内に4組が名を連ねている。

 トップを走るのは、世界ランク1位でリオ五輪金メダルの「タカマツ」こと高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)だが、これからベテランの域に入って行く彼女たちをライバルが猛追する。

 8月の世界選手権では、「タカマツ」の銅メダルを上回る銀メダルを世界ランク6位の福島由紀、廣田彩花組(再春館製薬所)が獲得した。同8位の米元小春、田中志穂組(北都銀行)は、春のスーパーシリーズ第2戦のインドオープンで優勝し、8月の世界選手権でもベスト8。同10位の福万尚子、與猶くるみ組(ヨネックス)は、8月に再春館製薬所から移籍を果たして、新たなスタートを切っている。いずれも今大会で優勝を狙えるペアだ。上位争いで日本勢対決が実現する可能性も高い。

 奥原や福島、廣田組、「タカマツ」ペアら世界選手権でメダルを活躍した選手の凱旋で注目度が高く、国内のメディアが集まる大会で、誰が“シンデレラガール”として知名度を上げるのか。興味深いところだ。

【了】

平野貴也●文 text by Takaya Hirano


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