世界トップクラスに成長したダブルスの園田、嘉村組に注目 ヨネックスOP男子編
日本バドミントン界は女子勢の活躍が目立つが、男子も世界のトップで戦える力が付いてきた。20日から東京体育館で本戦が行われるBWF(国際バドミントン連盟)スーパーシリーズ第8戦、「ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン2017」では、日本の男子ダブルスが注目ポイントとなる。
精度を重視した組み立てに着手…世界のトップに台頭した園田、嘉村組に要注目
日本バドミントン界は女子勢の活躍が目立つが、男子も世界のトップで戦える力が付いてきた。20日から東京体育館で本戦が行われるBWF(国際バドミントン連盟)スーパーシリーズ第8戦、「ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン2017」では、日本の男子ダブルスが注目ポイントとなる。
男子ダブルスは、最もスピード感のある試合が展開されるため、事前情報や知識がなくても見て楽しむことができる。種目の醍醐味とも言えるスピードラリーを得意とするのが、成長著しい日本の園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)だ。ネットすれすれをシャトルが高速で行き交うラリーで相手に打ち勝つことが、長らく彼らのスタイルだった。ただ、国内ではリオデジャネイロ五輪に出場した早川賢一、遠藤大由組(日本ユニシス)組に続く2番手のポジションから抜け出せず、なかなか世界の第一線に届かなかった。
しかし、昨年の五輪出場を逃したことを機に、高速ラリーだけに頼らず、精度を重視した試合の組み立てに着手。選手の引退などによって世界の勢力図が大きく変わる中、一気に世界のトップに台頭することに成功した。