最強のUFC王者と、足のない少年の感動の物語 海外脚光「王者は少年の夢を叶えた」
ヌルマゴメドフ自身も感銘「あなたに会えて良かったよ、兄弟」
「しかし、この少年にはまだ夢があった。それはUFCチャンピオンのハビブとサッカーを楽しむということだ。彼は美しい試合をするハビブの大ファンだったのだ」
そんなアリ少年の願いは、ヌルマゴメドフがプロモーションのためにカザフスタンを訪問した際に実現。2人はステージ上でサッカーをしたという。
「アリ少年はハビブとの2ショットを投稿し、またハビブからiPhoneをプレゼントされたことを明かした。ヘディングの上手いアリ少年だが、素晴らしい腕立て伏せの能力もハビブに披露した」
記事では実際にアリ少年がインスタグラムに投稿したものを引用する形で、2人の交流を描いている。またヌルマゴメドフも自身のSNS上でアリ少年との2ショットに「あなたに会えて良かったよ、兄弟」と記しているという。
31歳のヌルマゴメドフは昨年4月にUFCライト級王座を獲得。10月には元UFC2階級制覇王者コナー・マクレガー(アイルランド)を下し、全世界的な知名度を獲得した。米スポーツ専門局「ESPN」の「世界で最も有名なアスリート100人」では15位にランクインしている。
スーパースターとしての債務を果たしたヌルマゴメドフ。少年の心の中にも英雄として、確かに刻み込まれた。
(THE ANSWER編集部)