八重樫東「もう走っちゃったよ」 後輩・井上尚弥からの労いメッセージに驚きの返答
ボクシングのIBF世界フライ級タイトルマッチ(横浜アリーナ)は23日、元世界3階級制覇王者・八重樫東(大橋)は、王者モルティ・ムザラネ(南アフリカ)に9回2分54秒TKO負け。946日ぶりの世界戦で日本男子最年長36歳10か月で王座獲得はならなかったが、“激闘王”の異名に相応しい好ファイトで観衆を大いに沸かせた。同門の世界バンタム級2団体王者・井上尚弥(大橋)はツイッターを更新し、先輩に労いのメッセージを送った。
井上の労いに返信「またジムで会いましょうー」
ボクシングのIBF世界フライ級タイトルマッチ(横浜アリーナ)は23日、元世界3階級制覇王者・八重樫東(大橋)は、王者モルティ・ムザラネ(南アフリカ)に9回2分54秒TKO負け。946日ぶりの世界戦で日本男子最年長36歳10か月で王座獲得はならなかったが、“激闘王”の異名に相応しい好ファイトで観衆を大いに沸かせた。同門の世界バンタム級2団体王者・井上尚弥(大橋)はツイッターを更新し、先輩に労いのメッセージを送った。
ムザラネと激しく打ち合った末に、壮絶に散った八重樫。先輩の戦いぶりを間近で見届けた井上にとっても、心を揺さぶられるものがあった。
両手を広げ果敢にムザラネに立ち向かう八重樫の雄姿の1枚とともに、「八重樫さんカッコよかった!! 勝負の世界『勝者と敗者』がいる。だからこそそこに感動がある。生き様をみせてもらいました。今日から走らないでゆっくりしててくださいよ(笑)」と労いの言葉をツイートした。
“しばらく体を休めてください”という後輩からのメッセージだったが、八重樫もこれに驚きのリプライをつけている。「尚弥ありがとう。。もう走っちゃったよ。さっきはビックリでした!! またジムで会いましょうー」と返信。なんと十分な休養をとることなく、走ったことを報告している。
試合直後には「力不足」と完敗を認め、「進退についてはまだ何も……。これから考えないといけない」と去就の明言は避けていた八重樫。ドラマチックなバトルを何度も繰り返してきた激闘王は再びリングに上がることを選ぶのだろうか。
(THE ANSWER編集部)