ナガマツ、フクヒロ破り決勝 世界1位中国ペアとの決戦へ「明日、負けたら意味ない」
東京五輪出場権レースではフクヒロ、ナガマツがリード
両ペアは、現在の女子ダブルスの日本代表を引っ張る存在だ。2020年東京五輪出場権獲得レースでは、福島/廣田が1位。松本/永原が3位。2016年リオデジャネイロ五輪金メダリストの高橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス)が5位タイで追いかけている。日本勢は来年4月末の時点で8位以内に2組が入れば、上位2組が五輪に出場できる。獲得ポイントでは、高橋/松友が引き離されている状況で、今大会でも福島/廣田が4強、松本/永原が決勝に進出したことで、その差を広げている。
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勝った松本/永原は、翌15日の決勝戦で世界ランク1位のチェン・チンチェン/ジア・イーファン(中国)と対戦する。松本は「昨年、準決勝で負けて、高橋/松友ペアが決勝戦を戦っているのを上から見ていて悔しかった。明日、負けたら意味がない。これまでの自分たちに恥じない試合をしたい」と世界選手権2連覇を果たすなど力をつけてきたプライドをのぞかせた。永原は「中国のペアには、今年2度、決勝戦で負けている。3度目の正直で勝って優勝したい」と意気込みを示した。
大会には、今季の上位成績8組のみが出場。東京五輪のメダル候補による今季最強ペア決定戦と言える。松本/永原は夏の世界選手権に続き、冬のビッグタイトルも手に入れ、東京五輪で金メダルのイメージをを膨らませるか。注目の日本勢対決を制した、その後がさらに重要な一戦となる。
(THE ANSWER編集部)