母国で上がる“ザギトワ不要論”にタラソワ氏が猛反発「彼らは恥ずかしくないのか」
国営放送の解説では激励「アリーナ、泣かないで!」
記事では若い才能が次々と台頭するロシアにあって、母国の識者やファンの間でザギトワへの“不要論”が持ち上がっているとし、それに対してタラソワ氏は怒りを滲ませているという。
タラソワ氏は「多くの人がザギトワの引退について語っているですって? そんなことをして彼らは恥ずかしくないのでしょうか! 人間が初めて(人生で)つまづいただけなのに……。頭がおかしくなったのでしょうか? 彼らはみんな墓堀り人の仕事をしているのでしょうか? 恥も良心も、何もない。厚顔無恥で、プロフェッショナルでない、無慈悲な人々です」と批判の声に真っ向から反論している。
また同メディアの別の記事では、GPファイナルをロシア国内で放送していた国営放送の解説を務めたタラソワ氏が「彼女はとても辛いのです。泣く必要はない、アリーナ、泣かないで! あなたはすばらしいスケーターです。アスリートは不幸な瞬間を経験しないことはできないのです」と擁護していたことも紹介している。
これまでの輝かしい実績はもちろんのこと、今季もGPファイナルにまで駒を進めたザギトワ。それでも国内で向けられる厳しい目線に、タラソワ氏は声を上げずにはいられなかったようだ。
(THE ANSWER編集部)