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母国で上がる“ザギトワ不要論”にタラソワ氏が猛反発「彼らは恥ずかしくないのか」

フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルの女子はアリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が世界最高の合計得点で優勝。エテリ・トゥトベリーゼ氏の教え子3人で表彰台を独占したが、一方で同門の平昌五輪女王アリーナ・ザギトワ(ロシア)はよもやの最下位に終わった。ロシア国内ではザギトワに引退すべきだという声が上がっているが、これに対してロシアの重鎮タチアナ・タラソワ氏は「彼らは墓堀人の仕事をしているのか?」と猛反発している。

アリーナ・ザギトワ【写真:Getty images】
アリーナ・ザギトワ【写真:Getty images】

まさかの最下位に母国で上がる厳しい声、タラソワ氏は真っ向から反論

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルの女子はアリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が世界最高の合計得点で優勝。エテリ・トゥトベリーゼ氏の教え子3人で表彰台を独占したが、一方で同門の平昌五輪女王アリーナ・ザギトワ(ロシア)はよもやの最下位に終わった。ロシア国内ではザギトワに引退すべきだという声が上がっているが、これに対してロシアの重鎮タチアナ・タラソワ氏は「彼らは墓堀人の仕事をしているのか?」と猛反発している。

 圧倒的な強さでオリンピックの金メダリストに駆け上がった、かつての女王の面影はなかった。ショートプログラム(SP)こそノーミス演技で2位につけたが、フリーで回転不足を連発し、まさかの最下位に沈んだザギトワ。表彰台を金メダルのアリョーナ・コストルナヤ、2位のアンナ・シェルバコワ、3位のアレクサンドラ・トルソワと同門の後輩3人が占めたのとは、対照的な結果となった。

 この結果を受けてロシアではザギトワへの風当たりが強くなっているというが、これに怒りを滲ませているのは名伯楽タラソワ氏だ。

 ロシアメディア「sport24.ru」では「ザギトワに引退を呼びかける声をタラソワ氏が非難した『頭がおかしくなったのでしょうか、彼らは墓掘り人の仕事をしているのか?』」とタラソワ氏の発言を見出しにとって、報じている。

「旧ソ連のフィギュアスケートの名誉コーチ、タチアナ・タラソワ氏が何人かの専門家やファンの間でGPファイナルにおいて最下位に終わったアリーナ・ザギトワが引退するべきだという声が上がっていることに関してコメントした」

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