なぜドネアに? 指名挑戦権獲得に米メディア異論「WBCの決定はあまりに理解困難」
「ドネアは敗北によって、指名挑戦権の候補から除外されるべきだ」
「イノウエ相手に激しく抵抗したドネアはいいパフォーマンスを見せたが、それでも負けは負け。ドネアは敗北によって、33歳のWBC王者ウ―バーリへの指名挑戦権の候補から除外されるべきだ」
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無敗のモンスター相手に善戦したレジェンドだが、黒星に変わりはない。しかし今回ネリに勝てば、指名挑戦権を手にできたはずのロドリゲスに投票するWBC評議会は一人もいなかったという。WBCのランキングでも3位のロドリゲスに対して、ドネアは4位。“順番抜かし”のような状況に異論の声が上がるのは無理のない状況だ。
だが、同メディアはウーバーリ戦が実現すれば勝つのはドネアだと見ている。「対戦が実現すれば、ドネアはフランス人のウーバーリを倒す本命だろう。彼(ウーバーリ)はパンチャーとして実力十分だが、ドネアやイノウエを倒すパワーもスピードも欠如している。ドネアのパンチ力は、ウーバーリに多大な問題を突きつけるだろう」と分析している。
指名挑戦者の選考に異論も起きているドネアだが、モンスターを追い詰めた実力に疑いはなし。WBCのベルトを巻くことになれば、将来のモンスター対フィリピンの閃光のリターンマッチが見られるかもしれない。
(THE ANSWER編集部)