本田真凜と樋口新葉に脚光 新星特集に登場「見とれる演技」「安定したジャンプ」
フィギュアスケートはシーズンの本格開幕を前に、世界各国で国際大会がスタートした。来年は平昌五輪が控え、例年以上に盛り上がりを見せそうだが、楽しみのひとつはやはりニュースターの誕生だ。
米専門メディアのハーシュ記者は、16歳の本田が見せる表情や演技力に期待
フィギュアスケートはシーズンの本格開幕を前に、世界各国で国際大会がスタートした。来年は平昌五輪が控え、例年以上に盛り上がりを見せそうだが、楽しみのひとつはやはりニュースターの誕生だ。米スケート専門メディア「icenetwork」は、「2017-18シーズンの新たな女性スターは誰?」と特集を組み、日本の本田真凜(関西大学高)と樋口新葉(日本橋女学館高)を掲載。女子の五輪出場メンバー2枠を争うとともに、シーズンを賑わす選手に躍り出るだろうと分析している。
同メディアでは、執筆陣7人を対象に「2017-18シーズンにどの女性スケーターが一歩を踏み出すか」というアンケートを実施。米国内、米国外の選手を一人ずつ推す中で、本田と樋口の名前が挙がった。
フィリップ・ハーシュ記者は、今季シニアデビューとなる16歳の本田を選出。記事では、その理由について「世界ジュニア選手権でのマリン・ホンダの見事なフリー演技は、私がシーズン中に見た女性のプログラムの中で最も美しく、見とれる演技だった。シニアクラスでのデビューに向けて準備しており、ホンダは日本のオリンピックチームの座を争うことになる」と記している。
本田は今年3月の世界ジュニア選手権では大会連覇を逃したものの、最終日のフリーで2位の133.26点を出し、合計201.61点で2位。フリー、合計ともに自己ベストを更新する演技を見せた。シーズン開幕直前には、ショートプログラム(SP)の曲目を変更する大きな決断を下したが、16歳の天才が見せる表情や演技力に期待をしているという。