八村塁、14得点6リバウンド 5試合連続2ケタ得点も地区首位のヒートに逆転負け
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が6日(日本時間7日)の敵地ヒート戦に開幕21試合連続でスタメン出場。東カンファレンス南東地区で首位を独走する相手に、39分間出場し、14得点、6リバウンド、2アシストをマーク。5試合連続で2ケタ得点を記録したが、チームは103-112で敗戦、強敵相手に2連勝とはならなかった。
21試合連続でスタメン出場、前半だけで2ケタ得点マーク
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が6日(日本時間7日)の敵地ヒート戦に開幕21試合連続でスタメン出場。東カンファレンス南東地区で首位を独走する相手に、39分間出場し、14得点、6リバウンド、2アシストをマーク。5試合連続で2ケタ得点を記録したが、チームは103-112で敗戦、強敵相手に2連勝とはならなかった。
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同地区対決となったこの試合、ヒートは今季ホーム8試合で負けなしと好調。ウィザーズは前日の76ers戦で今季デビューを果たしたイアン・マヒンミが欠場。純粋なセンターはモリツ・ワグナーだけとなり、八村はPFで先発したものの、第1クォーター(Q)からセンターでプレーする時間帯もあった。
第2Qに入り、残り9分8秒に強引なドライブからレイアップを決めると、その約30秒後には相手の動きを見て冷静に豪快なダンクを叩き込んで雄叫びをあげた。さらに、前日の試合後の会見でスコット・ブルックスHCが「7、8年プレーしているベテランのようだ」と話していた通り、ルーキーらしからぬクレバーな判断から相手のファウルを誘い、フリースローを獲得。2本ともリングに沈めて、5試合連続で2ケタ得点に乗せた。
ウィザーズは、この日もシュートタッチが抜群のデイビズ・ベルターンズの3Pなどでリード。一時は逆転を許したものの、最後はイシュ・スミスのブザービーター3Pで65-61と4点のリードを得て試合を折り返す。
第3Qでチーム最初の得点を決めた八村は、味方選手のシュートに反応。オフェンシブリバウンドを獲得すると、そのままダンクを決めてヒートに流れを渡さない。両チーム譲らずリードを奪い合う展開となった試合は、85-86とウィザーズが1点のビハインドで最終Qへ突入した。
前日(5日)に今季最長となる43分間プレーした八村は、疲れも見せず最終Qもコートに立ち続けた。懸命にヒートに食らいつき最後まで奮闘したが敗戦。連日の強豪撃破はならなかった。
(THE ANSWER編集部)