羽生結弦は「史上最高なんだ」 首位チェンは“憧れの存在”に敬意「会えるだけで…」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは5日(日本時間6日)、男子ショートプログラム(SP)でGPファイナル3連覇がかかるネイサン・チェン(米国)が110.38点で首位に立った。五輪連覇王者の羽生結弦(ANA)は97.43点で2位。SPの自己ベストをたたき出したチェンは、演技後にライバルの羽生を絶賛している。
羽生に12.95点差をつけて首位に立ったチェンが演技後に羽生に言及
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは5日(日本時間6日)、男子ショートプログラム(SP)でGPファイナル3連覇がかかるネイサン・チェン(米国)が110.38点で首位に立った。五輪連覇王者の羽生結弦(ANA)は97.43点で2位。SPの自己ベストをたたき出したチェンは、演技後にライバルの羽生を絶賛している。
頂上決戦で王者の貫禄を見せた。冒頭の4回転ルッツを美しく決めるなど3本のジャンプをすべて成功。圧巻のノーミス演技で首位に立ったチェン。最後のジャンプで着氷が乱れた羽生に対して12.95点差をつけた。
それでもチェンは羽生への敬意を示した。米放送局「NBCスポーツ」によると、「ユヅはGOAT(greatest of all time=史上最高)、史上最高の偉人なんだ、本当に」と語っている。
羽生を「ずっと尊敬していた人」と語り、自身がジュニア時代から憧れの羨望を眼差しを向けていたと改めて告白。「ただ実物に会えるだけでクールだ」と興奮を隠さなかったという。
運命のフリーでどんな結果が出るのか。頂上決戦の第2ラウンドも見逃せないライバル対決となりそうだ。
(THE ANSWER編集部)